豪華な新キャストも加わり夢のオールスターが実現
2024年の最注目作品の一つとして今から映画ファンの熱い期待を集めているのが、壮大なる宇宙戦争を描くスペクタクル超大作『デューン 砂の惑星PART 2』。
主演を務めるのは、先日の来日も大きな話題を呼び、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』を世界的大ヒットに導いたティモシー・シャラメ。未来を視る力を持ち、全宇宙の命運を託されたアトレイデス家の後継者ポール。その物語の続きがいよいよ描かれる。
宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』（1984）やジョージ・ルーカス監督の「スター・ウォーズ」シリーズにも大きな影響を与え、その壮大なスケールから実写化不可能と言われ続けていたフランク・ハーバートの小説「デューン 砂の惑星」（早川書房）。
それを映画化した前作は2021年に劇場公開されると、その驚異的な映像体験が世界中から絶賛され、世界34の国と地域で初登場No.1、全世界で4億ドルを超す大ヒットを記録。第94回アカデミー賞でも最多6部門を受賞し世界中の話題をさらった。
それから3年、待望の最新作では、父親を殺され、全てを失った砂漠の王子ポールの運命の恋と復讐、そして宇宙の命運を賭けた最終決戦がついに描かれる。
前作以上のスペクタクル・アクションが展開することが予想されるが、目を見張らされるのはその豪華キャスト。主演のティモシー・シャラメをはじめ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリンなど前作のキャストが再結集するのに加え、『エルヴィス』（2022）でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたオースティン・バトラー、『ミッドサマー』（2019）のフローレンス・ピュー、『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』（2021）のレア・セドゥといった新キャストも加わり、夢のオールスターが実現。
監督は前作に引き続き『メッセージ』（2016）『ブレードランナー 2049』（2017）のドゥニ・ヴィルヌーヴが務める。音楽は映画音楽の巨匠ハンス・ジマー。
前作『DUNE/デューン 砂の惑星』 ストーリー
アトレイデス家の後継者ポール（ティモシー・シャラメ）は宇宙帝国の皇帝からの命令によってデューンという名の惑星へ移住。そこは「その惑星を制する者は全宇宙を制する」といわれる過酷な砂の惑星。
しかしその移住は仕掛けられた罠であり、宿敵ハルコンネンとの壮絶な戦いによって、ポールの父親は殺されてしまう。未来が視えるという能力と自らの使命に目覚めたポールは、砂漠の民フレメン族に受け入れられ、全宇宙のために立ち上がる。
登場人物
ポール・アトレイデス（ティモシー・シャラメ）
ティモシー・シャラメが演じるのは、過酷な砂の惑星デューンへと移住したアトレイデス家の後継者ポール。前作では宿敵ハルコンネン家の陰謀によって父を殺され、全宇宙から追われる身となってしまう。
そして本作では父の復讐と全宇宙の平和のために立ち上がることに。「未来が視える」という特別な能力を持っている。
チャニ（ゼンデイヤ）
ゼンデイヤが演じるのはデューンの先住民族であるフレメンの強き女性戦士。出会う前からポールの夢の中にたびたび登場していた。
前作では出番がそれほど多くなかったが、本作では「彼女が主役の一人となる」ことを監督が明かしている。予告編にはポールが「生きてる限り君を愛す」といって彼女を抱きしめるシーンも。
前作の撮影後にティモシー・シャラメに送られた大物俳優からのアドバイスとは？
前作『DUNE/デューン 砂の惑星』の撮影後、ティモシー・シャラメはある大物スターからアドバイスをもらったことを明かしている。
その大物スターとはトム・クルーズ。超人的なアクションに自ら挑むことで有名なトムはティモシーにスタントの専門家たちのリストを送り、「今のハリウッドでは昔のようにダンスの練習や戦闘訓練などは課されない。だから（訓練するもしないも）君次第だよ」とアドバイス。
これにはティモシーも「戦場の雄叫びのように奮い立たせられた」と語っている。アクション要素が前作よりも強くなるであろう本作では、そのアドバイスの成果を確かめることができるはず。
キャラクターポスタービジュアル解禁
このたび本作の登場人物たちの姿を捉えたキャラクターポスタービジュアルが6点一挙解禁。
前作に続いての登場となるポール・アトレイデス（ティモシー・シャラメ）、チャニ（ゼンデイヤ）、ポールの母レディ・ジェシカ（レベッカ・ファーガソン）、フレメンのリーダーであるスティルガー（ハビエル・バルデム）の4人に加え、新キャラクターであるフェイド＝ラウサ（オースティン・バトラー）、イルーラン王女（フローレンス・ピュー）の姿も確認できる。
二人はどちらも物語の鍵を握る重要キャラクター。最旬キャストたちによる演技合戦にも注目。
ポール・アトレイデス（ティモシー・シャラメ）
チャニ（ゼンデイヤ）
ポールの母レディ・ジェシカ（レベッカ・ファーガソン）
フレメンのリーダーであるスティルガー（ハビエル・バルデム）
フェイド＝ラウサ（オースティン・バトラー）
イルーラン王女（フローレンス・ピュー）
『デューン 砂の惑星PART2』
2024年3月15日（金）公開
監督：ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演：ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、ジョシュ・ブローリン、オースティン・バトラー、フローレンス・ピュー、デイヴ・バウティスタ、クリストファー・ウォーケン、レア・セドゥ、ステラン・スカルスガルド、シャーロット・ランプリング、ハビエル・バルデム
配給：ワーナー・ブラザース映画
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