著作の国内累計発行部数が1億部を突破した東野圭吾の長編小説『ある閉ざされた雪の山荘で』が重岡大毅主演で実写映画化。共演には、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗ら超豪華キャストが集結し、1月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国大ヒット中。この度、本作の本編映像が初解禁された。
画像: 映画『ある閉ざされた雪の山荘で』本編映像:重岡大毅【大雪の設定】で意識朦朧!?の迫真演技! www.youtube.com

映画『ある閉ざされた雪の山荘で』本編映像:重岡大毅【大雪の設定】で意識朦朧!?の迫真演技!

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本作は、“国民的作家”である東野圭吾が、1992年に発表した『ある閉ざされた雪の山荘で』の実写映画化作品。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定で、書籍発売当時大きな話題となった。ところが映像化については、トリックや人物描写の複雑さから不可能と長年思われていたことに加え、東野自身も「想像もしていなかった」と語るように、今回の実写映画化の仕上がりに不安を覚えていたことを明かしている。しかし試写での鑑賞後、「それは全く杞憂でした」と言い切り、映画の完成度の高さを絶賛。原作者も「見事」と唸るサスペンス・エンターテインメントが誕生した。

主人公・久我和幸を演じるのは重岡大毅。数多くの映画やドラマに出演し、確かな演技力を発揮。映画単独初主演となる本作では、オーディションに参加する俳優の7人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”である久我を熱演。原作からはキャラクター性が異なる主人公を、“重岡ならでは”の表現に落とし込み、見事に演じ切った。

さらに、共演には、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、そして間宮祥太朗が決定、今をときめく同世代の人気俳優たちが大集結!彼らは、同じ劇団に所属する役者たちを演じ、一癖も二癖もあるキャラクターたちを好演している。そして、メガホンをとったのは、2012年の監督・脚本作『荒川アンダーザブリッジ』で注目を集めて以降、『ステップ』(20)、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(21)など様々なジャンルの話題作を手掛けてきた飯塚健。密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけて怒涛の展開を見せる本作を高いクオリティで描き切り、原作者の東野にも、「トリッキーな世界観を完璧に成立させている」と言わしめた。

画像: 重岡大毅、大雪の設定で意識朦朧の迫真演技!?『ある閉ざされた雪の山荘で』本編映像

解禁された本編映像では、主演をかけた最終オーディションで演じているシナリオでの“記録的な大雪で閉ざされた山荘”という設定を忘れ、ラジオ体操をする主人公・久我(重岡大毅)と雨宮(戸塚純貴)、それにツッコミを入れる本多(間宮祥太朗)らのコミカルなやり取りが映されている。

本作では、ある宿泊所に招待された俳優7人が、新作舞台の主役の座をかけた最終選考に挑む。彼らが演じる芝居のシナリオは、“記録的大雪で外部との接触が断たれた山荘”で起こる連続殺人事件。密室空間の中で起きる事件という架空の設定の元、仕掛けられた監視カメラの中4日間“演技”を競い合う。

披露されたのは、緊迫感が漂っていた初日を終えた翌朝の一場面。宿泊所の窓の外は大雪。かと思いきや、ラジオ体操の音楽と共に朝日に照らされた庭が映され、前夜に意気投合を果たした久我と、雨宮が並んでラジオ体操をしている様子が映される。二人は“閉ざされた大雪の山荘”というシチュエーションをすっかり忘れ、「気持ち良い朝ですね」、「最高だな」と晴れやかな表情で声を掛け合っている。しかし、劇団のトップ俳優・本多が現れ「お前ら、記録的大雪はどうした?」とツッコミを入れると大慌て。「あぁ、急に寒い!久我―!寝るなー!」と、一変して大雪設定で芝居を始める雨宮。久我は「急に眠い、あぁペス、ペス」と、あまりの寒さに意識が朦朧としペットの名前を呼んでしまうという芝居を披露。「起きろ、久我―!寝たら死ぬぞー!」「寒いよー」と唐突に始まった小芝居を微笑みながら眺める本多だったが、「本多さん、助けてー!」と渾身の力で叫ぶ久我に応じ、「待ってろよー、今助けに行くからな。久我、寝るな!」とノリノリで乗っかってしまう。そんな3人の様子をあきれた表情で部屋から見る貴子(中条あやみ)と田所(岡山天音)。「朝からつまんねぇコント見せやがって、パトラッシュをパクってんじゃねぇよ」と、名作「フランダースの犬」の名シーンにオマージュをささげた3人の芝居は田所に一蹴されてしまうのだった。

“閉ざされた大雪の山荘”で起こる連続殺人事件という舞台設定からかけ離れたコミカルなシーンだが、直後に事件が発生。架空の設定のはずが、一人また一人参加者が消えていく。果たしてこれは、演技なのか、事件なのか。スクリーンに映る全てが伏線。二重三重に張り巡らされたトリック。驚きの仕掛けが明かされる怒涛の展開は、観たら思わず人と考察を語りたくなること必至!驚愕のラストが訪れるサスペンスエンターテインメントを劇場で確かめてみよう。

『ある閉ざされた雪の山荘で』
全国大ヒット公開中
配給 ハピネットファントム・スタジオ
©2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 ©東野圭吾/講談社

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