ザック・エフロンのように、2000年代にアイドル的な人気を誇った“元ニュースター”たちも、今は中堅orベテランとして活躍を続けています。当時のフレッシュな姿が感慨深い彼らは現在どうしているでしょうか。(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)
カバー画像:Photo by Getty Images

ジェームズ・マカヴォイ

画像8: Photo by Getty Images
Photo by Getty Images

1979年4月21日
スコットランド出身

映画デビューは1995年だったが、最初に有名になったのはそれから10年後の『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』(2005)だった、ということで意外に下積みが長かったマカヴォイ。そこからがとんとん拍子で『ラストキング・オブ・スコットランド』(2006)『ペネロピ』(2006)『つぐない』(2007)と話題作が続き、人気も右肩上がりに。

続いてアンジェリーナ・ジョリー共演の『ウォンテッド』(2008)で本格的にブレイクした。2010年代には「X-MEN」シリーズの若き日のプロフェッサーX役を中心に、M・ナイト・シャマラン監督の『スプリット』(2017)などで幅広い活躍を見せた。近年はTVファンタジー・シリーズ「ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤」などに出演。

画像: ジェームズ・マカヴォイ Photo by Getty Images

ジェームズ・マカヴォイ

Photo by Getty Images

ジェイク・ギレンホール

画像9: Photo by Getty Images
Photo by Getty Images

1980年12月19日
米カリフォルニア州出身

2000年に日本公開された初主演作『遠い空の向こうに』(1999)の大空への夢を貫く少年役で好評を得て、続く『ドニー・ダーコ』(2001)では一筋縄ではいかない複雑な役柄を好演。パニック大作『デイ・アフター・トゥモロー』(2004)もこなし、『ブロークバック・マウンテン』(2005)でヒース・レジャーと共に披露した名演で多くのファンを獲得したジェイク。

以降は若き演技派として数々のヒット作に出演しぐんぐん成長。近年も『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)のような異色の悪役から『コヴェナント/約束の救出』(2023)の軍曹のような硬派な役まで、ジャンルを問わない変幻自在の演技力でファンだけでなく批評家からも高い評価を受けている。

画像: ジェイク・ギレンホール Photo by Getty Images

ジェイク・ギレンホール

Photo by Getty Images

一方その当時のアイドル女優たちは?

もちろん男優だけでなく、2000年代に登場しトップ人気を誇った女優たちのことを覚えているファンも多いことだろう。その顔触れを振り返ってみると、まず思い浮かぶのは、この春ちょうど最新作『ブルックリンでオペラを』が公開されるアン・ハサウェイ。

画像: アン・ハサウェイ Photo by Getty Images

アン・ハサウェイ

Photo by Getty Images

『プリティ・プリンセス』(2001)で主演デビューし、これが大好評で瞬く間にアイドルに。さらに『プラダを着た悪魔』(2006)が大ヒットして世界的にブレイク。その後『レ・ミゼラブル』(2012)でオスカー助演女優賞を受賞するなどその躍進ぶりは目を見張るものがあった。

また大ヒット・シリーズに出演した女優たちも共演者の男優ともども一躍アイドルに。まずは「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニーことエマ・ワトソン。シリーズ終了後も『美女と野獣』(2017)『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)などでファンのハートをつかみ続けている。

画像: エマ・ワトソン Photo by Getty Images

エマ・ワトソン

Photo by Getty Images

また「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズでエリザベスを演じたキーラ・ナイトレイもオーランド・ブルームと共にあっという間にブレイク。『ラブ・アクチュアリー』(2003)『プライドと偏見』(2005)『つぐない』(2007)など話題作が続き、現在も英国が誇る実力派として活躍中。

画像: キーラ・ナイトレイ Photo by Getty Images

キーラ・ナイトレイ

Photo by Getty Images

そして「トワイライト」シリーズでベラを演じたクリステン・スチュワートも忘れられない存在。『パニック・ルーム』(2002)でジョディ・フォスターの娘を演じたりしていた子役だったが、一気にティーンアイドルに。今ではインディー系作品を中心に個性派女優としてひっぱりだこで、『スペンサー ダイアナの決意』(2021)ではアカデミー賞主演女優賞候補にもなった。

画像: クリステン・スチュワート Photo by Getty Images

クリステン・スチュワート

Photo by Getty Images

ただ2000年代の女王と言えば、1990年代後半から活躍していたものの、「トゥームレイダー」シリーズなどで人気爆発したアンジェリーナ・ジョリーだろう。『Mr.&Mrs.スミス』(2005)で共演のブラッド・ピットとのロマンス、子育て、結婚、離婚なども含めその生きざまが当時のゴシップ界隈をリードし、アイドル顔負けの人気者だった。

画像: アンジェリーナ・ジョリー Photo by Getty Images

アンジェリーナ・ジョリー

Photo by Getty Images

This article is a sponsored article by
''.