賞レースシーズンもひと段落し、いよいよ新年度がスタート!今度のゴールデンウィークや夏休みなどにはどんな映画が待っているのでしょう。これから観られる映画ファン必見の21本のうち、今回は春からGWにみたい6本を先取り紹介!

『ゴジラxコング 新たなる帝国』

画像: 『ゴジラxコング 新たなる帝国』

二大モンスターが〝激突のその先〞へ!

2024年、ゴジラ70周年というアニバーサリーイヤーを迎え、世界各地で“ゴジラ旋風”が巻き起こっている中、「モンスター・ヴァース」プロジェクトシリーズ第4弾が登場!

映画史上もっとも有名な2大モンスターの夢の対決が実現した2021年の『ゴジラvsコング』に続く本作は、タイトルが「vs」から「x」に。人類は世界に隠された未知の脅威と対峙することになり、怪獣たちの歴史と起源、そして人類の存在そのものの謎に挑戦する、まったく新しい冒険が繰り広げられる。 

監督は前作から続投のアダム・ウィンガード。レベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリーら前作キャストも再結集し、『美女と野獣』のダン・スティーヴンスら新キャストも参加。

『ゴジラxコング 新たなる帝国』
2024年4月26日(金)公開
監督:アダム・ウィンガード
出演:レベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリー
配給:東宝

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『青春18×2 君へと続く道』

画像: 『青春18×2 君へと続く道』

台湾のスター俳優シュー・グァンハンと清原果耶がW主演

国内興行収入30億円超のヒットを記録した『余命10年』の藤井道人監督最新作にして初の国際プロジェクトとなる日台合作映画。

台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本慢車流浪記」を原作に、この物語にインスパイアされた国際的映画スターのチャン・チェンが映画化を企画。日本と台湾、18年前と現在を舞台に、“初恋の記憶”を紡ぐ、切なくも美しいラブストーリー。

台湾の人気俳優シュー・グァンハンと、日本の若手実力派女優、清原果耶がダブル主演を務めるほか、ジョセフ・チャン、道枝駿佑、黒木華、松重豊、黒木瞳といった日台の豪華キャストが勢揃い。日本と台湾でオールロケが敢行された。主題歌は Mr.Children の書き下ろし楽曲「記憶の旅人」。

『青春18×2 君へと続く道』
2024年5月3日(金・祝)公開
監督:藤井道人
出演:シュー・グァンハン、清原果耶
配給:ハピネットファントム・スタジオ

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『無名』

画像1: 『無名』
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トニー・レオン&ワン・イーボーの2大スター競演

40年以上のキャリアを誇る香港の名優トニー・レオンと「陳情令」でブレイクしたワン・イーボー、2大スター競演のスパイ・ノワール。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・上海』(2016)を手掛けたチェン・アルが監督・脚本を手掛け、この脚本にトニー・レオンも惚れ込み出演を決めた。

第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる名もなきスパイたちによる一進一退の攻防戦を描く。トニー・レオンが演じるのは汪兆銘政権の諜報員フー、ワン・イーボーはその部下イエを演じる。彼らがスタントなしで挑んだ迫真のアクションにも注目。第36回中国映画金鶏賞で主演俳優賞、監督賞、編集賞の3冠を受賞。

『無名』
2024年5月3日(金・祝)公開
監督:チェン・アル
出演:トニー・レオン、ワン・イーボー
配給:アンプラグド

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『猿の惑星/キングダム』

画像: 『猿の惑星/キングダム』

『ゼルダの伝説』監督による『猿の惑星』完全新作

今から300年後、猿たちが支配する世界で、人類は退化し、まるで野生動物のような存在となっていた──

神話的名作シリーズ『猿の惑星』の完全新作は、人間と猿、地球の支配者の劇的な交代劇が起こり、猿たちが巨大な帝国「キングダム」を築こうとしている時代が舞台。猿と人間の共存は不可能なのか。この惑星に隠された驚くべき真実とは!?

メガホンを取ったのは『ゼルダの伝説』の実写映画の監督としても抜擢されている注目監督ウェス・ボール。『To Leslie トゥ・レスリー』(2022)の熱演が話題となったオーウェン・ティーグが主人公・ノアを演じ、他にもドラマシリーズ「ウィッチャー」のフレイヤ・アーランなどネクストブレイク候補の若手俳優が出演。

『猿の惑星/キングダム』
2024年5月10日(金)公開
監督:ウェス・ボール
出演:オーウェン・ティーグ、フレイヤ・アーラン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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『ボブ・マーリー:ONE LOVE』

画像: 『ボブ・マーリー:ONE LOVE』

英仏で『ボヘミアン・ラプソディ』を超える記録を達成

全世界でアルバム7500万枚以上を売り上げ「ロックの殿堂」入りも果たすなど数々の偉業を成し遂げ、36歳の若さで夭逝した伝説のレゲエミュージシャン、ボブ・マーリー。“レゲエの神様” “平和の使者”と称され、象徴的存在となった裏に隠された彼の苦悩と葛藤、波乱万丈な生涯を描く。

イギリスとフランスでは『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)を超える、音楽伝記映画史上最高の公開初日興収を記録した。

監督は『ドリームプラン』(2021)を手掛けたレイナルド・マーカス・グリーン。主人公ボブ・マーリー役には、『あの夜、マイアミで』(2020)のマルコムX役で高い評価を得たキングズリー・ベン=アディル。妻リタ・マーリー役には『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)のラシャーナ・リンチ。

『ボブ・マーリー:ONE LOVE』
2024年5月17日(金)公開
監督:レイナルド・マーカス・グリーン
出演:キングズリー・ベン=アディル、ラシャーナ・リンチ
配給:東和ピクチャーズ

©2024 PARAMOUNT PICTURES

『関心領域』

画像: 『関心領域』

アウシュヴィッツ強制収容所の所長家族の暮らし

第二次世界大戦中、ナチス親衛隊がアウシュヴィッツ強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために使った言葉「The Zone of Interest(関心領域)」。イギリスの作家マーティン・エイミスの同名小説を原案に、アウシュヴィッツ強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の所長とその家族の暮らしを描く衝撃作。

A24が製作を手掛け、『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(2013)のジョナサン・グレイザー監督が10年もの歳月をかけて映画化。第76回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、第96回アカデミー賞では作品賞をはじめ5部門でノミネート。『ヒトラー暗殺、13分の誤算』(2015)のクリスティアン・フリーデル、『落下の解剖学』(2023)のザンドラ・ヒュラーらが出演。

『関心領域』
2024年5月24日(金)公開
監督: ジョナサン・グレイザー
出演: クリスティアン・フリーデル、ザンドラ・ヒュラー
配給: ハピネットファントム・スタジオ

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