カバー画像:フランクリン ドラマ「フランクリン」AppleTV+にて配信中
今月のおすすめ
フランクリン
マイケル・ダグラス主演!
アメリカ建国の父 B・フランクリンを描く歴史ドラマ
雷が電気であることを発見した上、“アメリカ合衆国建国の父”の一人と呼ばれる偉人ベンジャミン・フランクリン役で、『危険な情事』(1987)『ウォール街』(1987)『ブラック・レイン』(1989)『氷の微笑』(1992)などの名優マイケル・ダグラスが主演を務めた、歴史伝記ドラマの大作。
アメリカが建国される前後の18世紀。凧を使った実験で雷が電気であると発見し、すでに科学者として高い評価を受けていたフランクリンだが、実業家・政治家としても才能を発揮した。
とはいえ、そんなフランクリンはアメリカの独立をヨーロッパ諸国に認めさせるべく、フランスのパリに8年間滞在する事態に。まだ建国されたばかりのアメリカと諸国の複雑な外交関係を成立させんとフランクリンが悪戦苦闘したという実話を再現。
ダグラスは製作総指揮にも名を連ね、フランスの人気俳優リュディヴィーヌ・サニエ、『クワイエット・プレイス』の若手ノア・ジュープなど豪華キャストと共演。2022年の夏から有名な宮殿があることでも知られるフランスのベルサイユなどでロケを敢行して現地の風景を撮影するなど、壮大なスケールだ。今年9月、80歳になるベテランスター、ダグラスにとってその代表作に加わるだろう。
注目キャラクター
マイケル・ダグラス (ベンジャミン・フランクリン役)
印刷業者として成功した後、科学者として大きな業績を残し、アメリカ独立宣言の起草委員となって、政界でも活躍。そのユニークな生きざまを掘り下げたという点でも、大いに見逃せないドラマに仕上がっていそうだ。
見どころ1:主演は今年80歳になるベテランスター、マイケル・ダグラス
ハリウッドの伝説的名優カーク・ダグラスの息子で、1970〜1990年代、俳優兼プロデューサーとしてハリウッドの一線で活躍したダグラス。近年では、時代遅れの俳優役をユーモラスに演じたドラマ「コミンスキー・メソッド」が高い評価を受けている。今後もドラマで野心作に挑戦していきそうだが、映画界への復活も期待したい。
見どころ2:ベンジャミン・フランクリンを題材にした実話歴史ドラマ
日本の学校の教科書で紹介されていてもおかしくない優秀な科学者であると同時に、実業家・政治家としても成功したフランクリンだが、彼を題材にした映画は意外と少ない。
18世紀後半、激動の末に生まれた国アメリカの状況と、フランクリンの視点から見たヨーロッパ、これらを丹念に描いた実話歴史ドラマとしても楽しめる。
フランクリン
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フォールアウト
人気RPGゲームをドラマ化したSFアドベンチャー。核戦争で世界が壊滅してから約200年後のロサンジェルス。ルーシー(エラ・パーネル)は荒廃した世界でサバイバルに挑む。クリストファー・ノーラン監督の弟ジョナサンがメイン監督を担当。
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ポーカー・フェイス
ナターシャ・リオンが主演し、「ナイブズ・アウト」シリーズのライアン・ジョンソン監督が企画などを担当した犯罪コメディー。ウソを見抜く才能があるチャーリー(リオン)が活躍。エイドリアン・ブロディ、ジョセフ・ゴードン・レヴィットら共演。
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マンハント~リンカーン暗殺犯を追え~
第16代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンが暗殺された実話に基づくサスペンス。南北戦争の直後、元南軍の支持者にリンカーンが殺され、陸軍長官スタントン(トバイアス・メンジーズ)は新たな内戦が始まらないよう犯人を追跡する。
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シュガー
コリン・ファレル主演の犯罪サスペンス。ロサンジェルスのタフな私立探偵シュガー(ファレル)は、大物映画プロデューサーから誘拐された孫娘の捜索を依頼されるが危機へ。全エピソードを『ナイロビの蜂』(2005)の名手フェルナンド・メイレレスが監督。
シュガー
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