広大な宇宙空間を背景に密室と化したスペースシップ内で最凶生命体“エイリアン”が人間に襲いかかるSFサスペンス・シリーズの最新作『エイリアン:ロムルス』が日本上陸。本作のみどころとフェデ・アルバレス監督のインタビュー、フレッシュなキャストたちのコメントをお送りします。(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)

登場人物

人生の行き場を失った6人の若者たち

画像: レイン(ケイリー・スピーニー)

レイン(ケイリー・スピーニー)

レイン(ケイリー・スピーニー)

劣悪な環境のジャクソンズ・スターを離れ、より良い人生と自由を求める25歳の女性。しかし旅立ちの後に待っていたのは生死をかけた恐怖とのサバイバル戦だった。

comment「私たちが演じるキャラクターは、ある特別な形で親密なんです。私が演じるレインとデヴィッド(ジョンソン)演じるアンディは姉弟のような関係で、それを探る作業は面白かったです。このシリーズできょうだい関係を見たことがなかったので。他のキャラも似たような関係がありますし、結束の固いグループなんです」

画像: アンディ(デヴィッド・ジョンソン)

アンディ(デヴィッド・ジョンソン)

アンディ(デヴィッド・ジョンソン)

ウェイランド・ユタニ社製のシンセティック(アンドロイド)でレインの弟的な存在。同情心があり親切でレインのことをいつも心に留めている。

comment「このシリーズに登場するアンドロイドはとても素晴らしいキャラです。だからアンディを自分のものにできたのは光栄でした。リドリー(スコット)は『君たちがここにいるのは理由がある。映画の成功を祈る』というちょっとしたメモのようなものを全員に送ってくれました。彼に実際会えたら溶けてしまうかもしれません(笑)」

画像: タイラー(アーチー・ルノー)(左)

タイラー(アーチー・ルノー)(左)

タイラー(アーチー・ルノー)

レインの元恋人。彼女と同じくジャクソンズ・スターの採掘場で働いている。

comment「ゼノモーフと最初に対面した時はディテールが凄いと思いました。僕たち全員が殆んど同時に対面したと思いますが、細部まで動かせるパペティア(人形)で堂々としていて怖いんです。宇宙ステーションのセットも壮大で、いろいろ試したり研究する余地がありました。リアルな生活感を出すためにこのセットはとても役立ちました」

画像: ケイ(イザベラ・メルセード)

ケイ(イザベラ・メルセード)

ケイ(イザベラ・メルセード)

タイラーの妹で、兄やレインらとともにジャクソンズ・スターから旅立つが…。

comment「チェストバスターが(ナヴァロの体から)飛び出すシーンに居合わせたんですが、9人くらいのスタッフがパペットを操っていました。実際にその細部を見たんです。血しぶきが周囲に飛び散るんですけど、私の口や髪にもかかり、その後の撮影ではテイクが合致するように私に付いた小さな血痕を一致させなくてはなりませんでした」

ビヨン(スパイク・ファーン)

採掘場で働くタイラーのいとこ。ナヴァロとは家族のような関係。

comment「3週間くらい水の中で撮影する場面があったのですが、時間がかかったんですけれど、そこで僕がフェイスハガーによって飛び上がるスタント演技があったんです。特に準備はしていなかったんですが『とにかくやってみろ』と言われて、トム・クルーズではないですけど、自分でそれをやったんです(笑)!」

ナヴァロ(アイリーン・ウー)

テクノロジーに詳しく、スペースシップを操縦する。ビヨンを兄のように慕う。

(※ナヴァロ役のアイリーン・ウーはインタビューに欠席)

『エイリアン:ロムルス』
2024年9月6日(金)公開
アメリカ/2024/1時間59分/配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ
監督:フェデ・アルバレス
出演:ケイリー・スピーニー、デヴィッド・ジョンソン、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセード

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