広大な宇宙空間を背景に密室と化したスペースシップ内で最凶生命体“エイリアン”が人間に襲いかかるSFサスペンス・シリーズの最新作『エイリアン:ロムルス』が日本上陸。本作のみどころとフェデ・アルバレス監督のインタビュー、フレッシュなキャストたちのコメントをお送りします。(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)

イントロダクション

製作リドリー・スコット、監督フェデ・アルバレスによる『エイリアン』のその後の物語

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1979年製作の第1作以来、宇宙船内で人類が最凶・最悪の地球外生命体に襲われる恐怖を描き続け、世界中の観客を魅了してきた「エイリアン」シリーズ。本作はその最新作で、第1作と2作目の間に起こった物語。未知のエイリアンの恐怖に遭遇することになった若者たちの戦いを描くサバイバル・スリラーとなっている。

監督は『ドント・ブリーズ』で観客を震え上がらせたフェデ・アルバレス。廃墟となった宇宙ステーションで究極の恐怖に見舞われる若者たちに扮するのは、『プリシラ』のケイリー・スピーニー、『ライ・レーン』のデヴィッド・ジョンソン、『モービウス』のアーチー・ルノー、『マダム・ウェブ』のイザベラ・メルセード、『aftersun/アフターサン』のスパイク・ファーン、これが長編デビューのアイリーン・ウーといったヤングスターたち。製作には第1作の監督であるリドリー・スコットらが当たり、脚本はアルバレス監督とロド・サヤゲスが共同で担当している。クリーチャーの創作には、ゼノモーフにはレガシー・エフェクト社が、フェイスハガーにはWETAワークショップ社が、チェストバスターにはスタジオ・ギリス社が当たっている。撮影はブダペストのオリゴ・スタジオで行われた。

あらすじ

そこには希望ではなく、絶望的な未知の恐怖が待っていた…!

画像: あらすじ

地球から遠く離れた惑星ジャクソンズ・スターの採掘コロニーで働くレイン(ケイリー)だが、平均寿命も短く太陽の光も届かないこの星にもう希望はなく、より良い人生を送るために、仲間たちと共にここを脱出しようと考える。彼らはそのために必要な冷却装置を集めるため、作業用スペースシップ=コーベラン号で、ロムルスとレムスという2つのモジュールから成る廃墟の宇宙ステーション<ルネサンス>に向かう。しかし若者たちが足を踏み入れたそのステーションには希望ではなく、恐怖という名の絶望が待っていた──。

彼らを待っていたのは寄生した人間の胸を突き破って異常なスピードで進化するおぞましい生命体“エイリアン”。しかも“エイリアン”の血液はすべての物質を溶かすほど強度な酸性のために、こちらから攻撃することは不可能。広大な宇宙空間で助けも来ない中、レインたちは生き残るために、未知の宇宙生物と決死の戦いを繰り広げることになるが……。

『エイリアン:ロムルス』
2024年9月6日(金)公開
アメリカ/2024/1時間59分/配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ
監督:フェデ・アルバレス
出演:ケイリー・スピーニー、デヴィッド・ジョンソン、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセード

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