カバー画像：Photo by Sunset Boulevard/Corbis via Getty Images
『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』（13）
『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』
©Seventh Kingdom Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2014
次々と男性を闇の世界に引きずり込む美女の目的は…
スカーレット・ヨハンソンが美女の外皮を被った地球外生命体を無機質に演じる異色SF。監督は『関心領域』のジョナサン・グレイザーでセリフはあまりなく、スタイリッシュな映像美が際立つ。スコットランドの街中で行きずりの男たちに声をかける妖艶な美女。彼女は男たちを闇の中に連れ去っては、無慈悲に捕食する。地球の生物ではない彼女の目的は何か？ 彼女は様々な男たちに声をかけていくうちに行動に変化が表れていく…。
『ヒドゥン』（87）
『ヒドゥン』
Photo by New Line Cinema/Getty Images
生物から生物へ宿主を変えていく凶暴な地球外生命を追え
ライバル『ロボコップ』を破ってアボリアッツ国際ファンタスティック映画祭グランプリを受賞したジャック・ショルダー監督のSFアクション。それまで常識ある市民だった人が急に性格が豹変して凶悪殺人犯となる事件を捜査する刑事ベックの前に、不思議なFBI捜査官ギャラガーが現われ、共同で捜査することに。しかし彼の正体は実は異星人で、彼の世界の犯罪者を追跡して地球に来たことがわかってくる。カイル・マクラクラン主演。
『スピーシーズ 種の起源』（95）
『スピーシーズ 種の起源』
© 1995 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures, Inc. All Rights Reserved.
宇宙から発信されたDNA情報から誕生した恐るべき生命体
かつて宇宙に向けて送ったメッセージ電波の返信が地球に届く。そこには謎のDNA情報が含まれており、研究者たちはそのDNAと人の卵子を結合する実験を行う。短期間で誕生した生命体はシルと名付けられ、やがて処分されることになるが、研究所から脱出してしまう。繁殖が目的で人間世界に紛れ込んだシルは、美しい女性の外見と裏腹に凶暴性を持っていた…。シルの変身後の姿を『エイリアン』を創造したH・R・ギーガーが担当。
『アライバル／侵略者』（96）
『アライバル／侵略者』
Photo by Live Entertainment/Getty Images
怪電波の発信先を追いかけた男が異郷の地で見つけたものは？
カリフォルニア砂漠の電波観測所で働く天文学者ゼインは地球外からと思しき電波をキャッチ。だがその調査結果は葬られ、ゼインも解雇されてしまう。地球外メッセージを諦めきれない彼は個人的に調査を続け、メキシコから同じ電波が発信されていることを突き止め、ユカタン半島へ向かう。そこで彼が見たものは地下に広がる設備と、エイリアンの意外な姿…。『エイリアン３』の脚本の草稿を書いたデヴィッド・トゥーヒーが監督。
『クワイエット・プレイス』（18）
『クワイエット・プレイス』
音を立てると殺される！超凶悪生物に支配された地球
鋭い爪や牙を持ち、目は見えないが鋭い聴覚で音に反応し対象物を殺す凶悪なモンスターが地球外からやってきた世界。人類はほぼ滅んでしまい、そんな過酷な状況に適応して音を立てずに生き延びてきたアボット一家だが、そんな生き方にも限界が近づいてくる…。エミリー・ブラントが主演し、彼女の夫ジョン・クラシンスキーが共演と監督を兼ねた大ヒット・サスペンス。続編も製作され、ぞの始まりを描く『DAY１』も公開されたばかり。
『クワイエット・プレイス』
4K Ultra HD + Blu-ray: 6,589 円 （税込）
発売元: NBCユニバーサル・エンターテイメント
©2018 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
