【秋の夜長にイッキ観推奨！今こそ観たいダークなドラマ】「THE PENGUIN－ザ・ペンギン－」

ゴッサムの裏社会抗争を描く『THE BATMAN』スピンオフ！

　ロバート・パティンソン主演の『THE BATMAN−ザ・バットマン−』でコリン・ファレルが演じたペンギンを主人公に、あの映画の後の物語を描く全8話のミニシリーズが登場。犯罪都市ゴッサムシティの裏社会を仕切っていたギャング、カーマイン・ファルコーネの死後、ゴッサムの頂点に立つのは誰なのか。ファルコーネの部下だったペンギン、ファルコーネの娘ソフィア、息子アルバート、そしてファルコーネの宿敵だったマフィアのボス、サルバトーレ・マローニらがそれぞれの思惑で動き出し、血みどろの抗争と裏切り合いが繰り広げられていく。

　主演は、映画と同じコリン・ファレル。ソフィア・ファルコーネ役で『パーム・スプリングス』のクリスティン・ミリオティ、ペンギンと行動を共にするビクター少年役で『僕を育ててくれたテンダー・バー』のレンジー・フェリズが共演する。

　製作総指揮には、映画版の監督マット・リーヴスとコリン・ファレルが参加。ショーランナーはマーベル・ドラマ「エージェント・オブ・シールド」のローレン・ルフラン、監督は『ザ・ハント』のクレイグ・ゾベルら。ゴッサムの闇を深める戦いが、今、始まる。

CHARACTER
ペンギン／オズワルド・コボルプット（コリン・ファレル）
ファルコーネの部下。ゴッサムの支配を目論む

CHECK POINT

コリン・ファレルが特殊メイクで別人に変貌

　コリン・ファレルは、毎日３時間の特殊メイクでまるで別人の姿に変貌。特殊パーツのデザイナー、マイク・マリノによれば、デザインは、ケガをしてクチバシが欠けたペンギンをイメージ。顔は彼の精神状態を形にしたもので、彼の心には傷やひび割れがあり、そのため危険な存在なのだということを表しているとのこと。

『ゴッドファーザー』『スカーフェイス』を意識

　ドラマはギャング映画の名作を意識。製作総指揮のマット・リーヴスは、ペンギンは、『ゴッドファーザー』の、過小評価されていて組織を裏切るフレドに似ていると発言。ショーランナーのローレン・ルフランは、本作は、貧しい青年が裏社会の頂点にのし上がっていく『スカーフェイス』のペンギン版だと語っている。

『THE BATMAN』続編にそのままつながる

　ショーランナーのルフランは、本作が『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の2026年公開の続編につながると公言している。すでに、コリン・ファレルがペンギン役で続編映画に出演することは決定済み。また、続編映画の監督も前作と同じマット・リーヴスに決定済みで、彼は本作の製作総指揮にも参加している。

【ここにも注目】ペンギンが、悪の帝王に！？

『THE BATMAN－ザ・バットマン－』のゴッサムシティもダークだったが、バットマンには善を求める心があった。しかし、このドラマに登場するのは、ただ権力を渇望する人間たちのみ。そんなドラマがダークにならないわけがない。ペンギンも、映画では組織の一員として動いていたが、このドラマでは組織を内部から破壊して、自ら地下社会の覇者になろうとする。ペンギンが、ついにダークな悪の帝王ペンギンとして覚醒するはず。

「THE PENGUIN－ザ・ペンギン－」The Penguin （2024）
クリエイター：クレイグ・ゾベル
出演：コリン・ファレル、クリスティン・ミリオティ、クランシー・ブラウン、レンジー・フェリズ

2024年9月20日（金）U-NEXTにて見放題独占配信
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