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イントロダクション
ジョン・クレイマーの知られざる物語が明らかに
これまで計9本のシリーズ作品が製作され、世界累計興行収入は10億ドルを突破するホラーシリーズ「ソウ」。 “シリーズ最高傑作”との声も上がる最新作『ソウX』が、第1作の公開から20周年を迎える本年、いよいよ日本でも公開される。
物語は『ソウ』(04)と『ソウ2』(05)の間の時間軸で展開され、シリーズ途中で死んだジョン・クレイマー/ジグソウが再び物語の中心に帰ってくる。末期がんに蝕まれる中、ジョンはなぜゲームを続けたのか。メキシコを舞台に、知られざる物語が本作で明らかとなる。
主演は第1作から “ジグソウ”を体現してきたトビン・ベル。「これはジョン・クレイマーの物語だ」と語る通り、 これまで以上に“感情”という血肉をジョンに通し、“人間としての再起”“少年との友情劇”など、新たなジョンのドラマを紡ぎ出す。また、ジョンの弟子アマンダをショウニー・スミスが再演する。
監督は第1作から『ソウ5』(08) までは編集、『ソウ6』(09)および『ソウ ザ・ファイナル 3D』(10)ではメガホンをとったケヴィン・グルタート。シリーズらしさはもちろんのこと、ヒューマンドラマの魅力を大きくプラスしてみせた。製作総指揮には、シリーズ生みの親、ジェームズ・ワン&リー・ワネルが名を連ねている。
「私の太陽はまた昇るのか」。ジグソウの復活を目撃せよ。
あらすじ
世間では猟奇殺人犯“ジグソウ”と恐れられる、末期がん患者のジョン・クレイマー。余命宣告をされた彼に希望の光が差す。メキシコで行われている実験的な医療措置だ。コンタクトを取り、単身メキシコに渡ったジョンは、責任者セシリアらに迎えられ施設で手術を受ける。生きる希望を取り戻し始めたジョン。しかし、ある綻びから彼は手術が偽りだった事を知る。怒りに震えるジョンは、医療詐欺グループの面々を捕らえ、そしてこう宣告する。「新たなゲームの始まりだ」。
CHECK POINT
脳裏にこびりつく!今回のゲームも極悪
『X』でも極悪ゲームの数々がジョンお手製の装置とともに展開。写真に映し出されているゲームはある盗っ人に課されたもの。目は吸引チューブに直結し、固定された指には何やら装置が。60秒以内にダイヤルを「5」まで回せばクリアだが、1つ回すごとに・・・・・・。これは序の口で、詐欺グループの面々には“命の尊さ”を学ばせるべく、それぞれが犯した過ちにちなんだゲームが展開。いくつかゲームのヒントだけご紹介しよう。「切り落して入れる」「開けて一部を取り出す」。もちろん身体のどこかだ。
『ソウX』
2024年10月18日(金)公開
アメリカ/2024/1時間58分/配給:リージェンツ
監督/ケヴィン・グルタート
出演/トビン・ベル、ショウニー・スミス、シヌーヴ・マコディ・ルンド
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