カバー画像:『十一人の賊軍』©2024「十一人の賊軍」製作委員会
オープニング&クロージング作品
オープニングは白石和彌監督が山田孝之と仲野太賀のW主演で贈る集団抗争時代劇『十一人の賊軍』、クロージングは今年生誕100年を迎える名優マルチェロ・マストロヤンニにオマージュを捧げた作品で、キアラ・マストロヤンニ、カトリーヌ・ドヌーヴらが実名で登場する『マルチェロ・ミオ』(クリストフ・オノレ監督)が選出されている。また『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』が本映画祭初のセンターピース作品としてアジア最速プレミア上映されることが緊急決定した。
コンペティション
トニー・レオン審査員長の他、ジョニー・トー、キアラ・マストロヤンニ、橋本愛、エニェディ・イルディコーの審査員が15作の候補作からグランプリなどを選出する。
今回はまず日本から吉田大八監督の『敵』、大九明子監督の『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』、片山慎三監督の『雨の中の慾情』(台湾合作)の3作がエントリー。同じく中国からも、ミャンマー出身のミディ・ジー監督のサスペンス『チャオ・イェンの思い』、俳優ドン・ズージェンの監督デビュー作『わが友アンドレ』、ヤン・リーナー監督の『小さな私』の3作が候補に。またシルヴィア・チャンとカリーナ・ラウ共演の台湾映画『娘の娘』、ラウ・チンワン主演の香港映画『お父さん』も注目。他にフランスの『彼のイメージ』はコルシカ島を舞台にした独立運動の物語、コロンビアの『アディオス・アミーゴ』はマカロニ・ウエスタン風のアクション、カザフスタンの『士官候補生』は軍隊内部の暴力や虐待を暴く作品。加えてポルトガルの『英国人の手紙』、ブラジルの『死体を埋めろ』、ルーマニア他の『トラフィック』、スロバキア他の『大丈夫と約束して』が上映される。
第37回東京国際映画祭
期間 2024年10月28日~11月6日(10日間)
会場 TOHOシネマズ日比谷、シャンテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネスイッチ銀座、角川シネマ有楽町、丸の内TOEI、丸の内ピカデリー2ほか千代田区、および中央区の劇場、ホール等を使用
タイムスケジュールなど詳細は公式サイトにて(チケットは発売中)