作品紹介
『ゲット・アウト』『M3GAN/ミーガン』などのブラムハウス・プロダクションによる最新スリラー。2022年製作のデンマーク映画『胸騒ぎ』の脚本に基づき、ごく普通のアメリカ人一家が休暇先で出会った愛想のよいイギリス人一家の自宅に招かれ、おもてなしを受けるが、次第に思いもよらぬ恐ろしい事態に巻き込まれていく恐怖を描く。アメリカ人一家を招き入れるフランクな一家パディとキアラの夫妻を演じるのは『スプリット』などの演技派ジェームズ・マカヴォイと『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』のアシュリン・フランチオージ。彼らに招待されるアメリカ人一家ダルトン家の夫妻は『それでも夜は明ける』のスクート・マクネイリー、『ターミネーター:ニュー・フェイト』のマッケンジー・デイヴィスが演じる。共演は子役のアリックス・ウェスト・レフラー、ダン・ハフら。監督には『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』などのジェームズ・ワトキンスが当たり、脚本も兼任している。撮影はティム・モーリス=ジョーンズ。
あらすじ
ロンドンに暮らすアメリカ人一家のダルトン家は、ベン(マクネイリー)、ルイーズ(デイヴィス)の夫妻と一人娘アグネス(レフラー)の3人で休暇のためイタリアのトスカーナにやってきたが、夫婦ともに失業中でその仲はぎくしゃくし始めていた。彼らがそこで出会ったのは医者だというパディ(マカヴォイ)とキアラ(フランチオージ)のイギリス人夫妻。彼らにはアグネスと同年代の息子アント(ハフ)がいるが、彼は巧く口をきくことができなった。それでも意気投合した一家同士で楽しい時間を過ごし、再会も約束した。
数週間後、ダルトン家にパディから「農場に遊びに来て」という手紙が届く。この誘いに乗ったベンは、ルイーズとアグネスを連れて車でパディ一家の暮らす奥深い田舎の一軒家にたどり着く。パディたちはベンたちを熱烈に歓迎してくれたが、ルイーズはパディたちのおもてなしの中にどこか違和感を感じていく。ベンは自分がなくしてしまった男らしさを持つパディとの交流を楽しんでいるようだが、ルイーズはパディに強引さと暴力的な一面を見て、ストレスを募らせていく。そしてある出来事をきっかけにルイーズの怒りが爆発し、パディたちに黙ってロンドンに帰ろうとするのだが……。
『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』
2024年12月13日(金)公開
アメリカ/2024/1時間50分/配給:東宝東和
監督:ジェームズ・ワトキンス
出演:ジェームズ・マカヴォイ、マッケンジー・デイヴィス、スクート・マクネイリー、アシュリン・フランチオージ
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