カバー画像:Photo by KC Armstrong/Deadline via Getty Images
マイキー・マディソン
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Photo by Emma McIntyre/Contour by Getty Images
若きストリップダンサーアノーラの等身大の生き様を全身全霊で演じた新星
1999年3月25日、米カリフォルニア州生まれ。タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)で注目を浴びた彼女は、2022年の映画『スクリーム』でも端役ながら瑞々しい存在感を発揮。その活躍が監督の目に留まり、本作『ANORA アノーラ』の主役に大抜擢!若きストリップダンサーのアノーラを全身全霊で演じ、マイキーの役への解釈やリサーチ力を監督も絶賛。これからますます眼が離せない若手スターのひとり!
interview アノーラは私にとって特別で、大好きなキャラクターで、みんなの愛が詰まった結晶
──カンヌの記事を読みましたら、脚本やリサーチなど、初期の段階から制作にかなり深く関わっていたそうですが、その過程で何か印象に残ったことや、意外な発見はありましたか?
「ショーンにお願いされたようなコラボレーション作業は初めてだったのだけど、役者としてそのような取り組み方ができたのはとても刺激的だった。作品のさまざまな部分について、自分のアーティストとしての意見が聞き入れられたわけだから。監督が私のビジョンを尊重してくれていると感じたし、より積極的な関わりを期待されたのも嬉しかった。その責任を果たそうと、できる限りリサーチを重ね、熟考した上で意見を述べた。監督が信頼を寄せてくれたことは、とても幸運で光栄なことだった」
──リサーチ、準備の詳細について教えてください。ロシアの富豪たちの生活が興味深かったです。
「私の演じるキャラクターは御曹司のイヴァンとは全く異なるバックグラウンドを持っていたけど、できる限りロシア語を習得しなければならなかった。複雑な言語なので、とても大変だった。長い時間をかけてロシア語を習得し、自分のセリフの意味をしっかり理解できるように努めた。セックスワークに関してもリサーチを重ね、セックスワーカーのコミュニティに対して敬意を払いつつ、正確にアノーラを演じることを心がけた。また、ダンスのトレーニングを重ね、ブルックリンのブライトンビーチ出身のアノーラの独特な訛りも習得した。ニューヨーク訛りの中でも特異な話し方なので、その点にも集中した。とにかく、キャラクターに全身全霊を注いだ。衣装やヘアメイク、キャラクターの造形、ストーリーにも深く関わらせてもらった。制作に積極的に参加できたことは、とても光栄だった」
──今年の賞レースの有力候補とも言われていますね?初めての主演がこのように評価されることについてどう思いますか?
「アノーラは私にとって特別で、大好きなキャラクター。この作品も大切に思っているし、みんなの愛が詰まった結晶でもある。だからこそ、演技についてポジティブな反応をいただけることや、役作りや作品に注いだ情熱が理解されるのは本当に嬉しい」
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『ANORA アノーラ』
2月28日(金)公開/配給:ビターズ・エンド ユニバーサル映画
©2024 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
レイチェル・ゼグラー
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Photo by Robby Klein/Contour by Getty Images
抜群の歌唱力で「白雪姫」の真の魅力を引き出す
2001年5月3日、米ニュージャージー州生まれ。スピルバーグ監督によってリメイクされた映画『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021)で約3万人の応募者の中からマリア役に選ばれた彼女。その演技で第79回ゴールデングローブ賞の主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受賞した映画界の新鋭だ。今作で演じるのはもちろん白雪姫。可憐さと強かさを併せ持つ彼女だけの白雪姫、あの夢の様な美声を聴ける日が待ち遠しい!
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『白雪姫』
3月20日(木・祝)公開/配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
デヴィッド・コレンスウェット
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Photo by Presley Ann/FilmMagic
私たちの背中を押してくれる、新スーパーマン
1993年7月8日、米ペンシルベニア州生まれ。ジュリアード音楽院で演劇を学んだのち、ドラマ「ザ・ポリティシャン」(2019〜)や映画『Pearl パール』(2023)などに出演。そのクラシカルなハンサムさで人々を魅了する新鋭若手スター。今作では主役のクラーク・ケント/スーパーマンを演じる彼。この2つの顔を持つキャラクターを演じられる人材を探すべく、両方のオーディションでガン監督に選ばれたとっておきの新生スーパーマン!
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『スーパーマン』
2025年、夏公開/配給:ワーナー・ブラザース映画
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