Photo by Han Myung-Gu/WireImage
1位 トム・クルーズ
五輪でも存在感を見せた“キング・オブ・ハリウッド”がトップ奪還！
本誌読者が2024年のベスト俳優に選んだのは、唯一無二のスター、トム・クルーズ。前回はティモシー・シャラメにトップを譲ったものの、二年ぶりに再びトップに返り咲いた。
2024年は公開作こそなかったものの、パリオリンピック閉会式にサプライズ登場し、スタジアムの屋根からワイヤーアクションで降下するという大胆なパフォーマンスを披露。まるでイーサン・ハントがスクリーンから飛び出してきたかのような瞬間を演出し、またひとつ新たな伝説を生み出した。
常に「観客のために最高の映画を作る」ことを信条とし、ティモシー・シャラメやグレン・パウエルといった次世代スターたちにも大きな影響を与えているトム。60代に突入しても先頭に立って映画界をけん引し続けるその姿勢とストイックさに読者から多くの賞賛が寄せられた。2025年にはいよいよ代表作「ミッション：インポッシブル」シリーズ最新作の公開が待機！ 次回のランキングでもトップ争いの最有力候補の一人となりそうだ。
読者のコメント
20代・女性
トム・クルーズは、自分の年齢に沿う思考も忘れず、歳下や周りとの調和を尊重する考え方が出来る俳優さんだなと。まだまだ憧れていたいです、粋な大人に。
20代・男性
いつまでも身体を張って頑張っていることにドキドキさせられて自分も頑張る励みになってます。
10代・女性
かっこいい上にアクションを全て自分でこなすストイックさがかっこよくて大好き。
50代・女性
この世で知らない人はいないぐらい、その存在感と影響力、映画界への尽力は計り知れない素晴らしさ、こんなにたくさんの感動を与えられる人がいる衝撃。
30代・女性
62歳になっても衰え知らず！2025年公開の「ミッション：インポッシブル」では今まで以上のスタントを見せてくれるらしい…応援せずにはいられない！
60代・男性
昨年のパリオリンピックの閉会式でのスタジアムの屋根からロープ一本で地上に降りる演出には度肝を抜かれました。
60代・男性
映画ファンを楽しませ、お金を払って見にきてくれるファンを裏切らない作品を提供してくれる。
スクリーンの外でも輝いた一年
トム・クルーズの2024年をプレイバック！
2024年はパリオリンピックをはじめ、スクリーンの外でも注目を集めたトム・クルーズ。その一年間の足跡を、印象的なニュースとともに振り返ります。
TOPIC 1 ）イギリスのウィリアム皇太子と再会
ウィリアム皇太子とは“パイロット仲間” Photo by Daniel Leal - WPA Pool/Getty Images
2024年2月、ロンドン航空救急のためのチャリティ・ガラ（寄付を目的としたパーティー）に特別ゲストとして招かれたトムは、ウィリアム皇太子と再会を果たした。二人が顔を合わせるのは2022年の『トップガン マーヴェリック』のロンドンプレミア以来。かつて航空救急隊のパイロットを務めた経験を持つ皇太子にとって、トムは“飛行”という共通点を持つ同志。スピーチではトムを「パイロット仲間」と紹介し、チャリティへの貢献に感謝の意を表した。
TOPIC 2 ）友人のベッカム夫妻のパーティーでブレイクダンスを披露!?
転倒したカメラマンを助け起こす場面も Photo by MEGA/GC Images
「ミッション：インポッシブル」最新作の撮影でロンドンに滞在していたトムは、長年親交のあるベッカム夫妻のもとへ。ヴィクトリア・ベッカムの50歳の誕生日パーティーに、タキシード姿で颯爽と登場した。会場には世界的セレブや報道陣が集結する中、トムは転倒したカメラマンを即座に助け起こす紳士的な振る舞いも披露。パーティー出席者によると、トムは誕生日を祝福するブレイクダンスまで披露したそうで、圧巻のエンターテイナーぶりで場を盛り上げた。
TOPIC 3 ）『オール・ユー・ニード・イズ・キル』公開から10年
公開当時、共演のエミリー・ブラントとPhoto by Dimitrios Kambouris/Getty Images
SFアクション映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』が劇場公開から10周年という節目を迎えた6月、トムはSNSに長文メッセージを投稿。エミリー・ブラントら共演者やスタッフへの謝意を示すとともに、「長年にわたりこの映画を楽しんでくださった皆様、ファンでいてくれてありがとう」と支持し続けてくれた観客にも感謝を伝えた。桜坂洋の小説を基にした本作は再評価も進んでおり、最近でも動画配信サイトの世界視聴回数で上位にランクインするなど根強い人気を誇る。続編制作の噂にもファンの期待は膨らむ一方だ。
Topic 4 ）パリ2024オリンピック閉会式で驚異のスタント披露
スタジアムの屋根からダイブ！Photo by Fabrizio Bensch- Pool/Getty Images
2024年のトムを象徴する一大イベントとなったのが、パリ2024夏季オリンピックでのサプライズ登場。8月11日に行われた閉会式で、トムはスタジアムの屋根からワイヤーで地上へ舞い降り、「ミッション：インポッシブル」さながらのスリリングなスタントを次々と披露、次の五輪会場であるロサンゼルスに五輪旗を届ける役割を担った。ノーギャラで引き受けたトムが五輪側に出した参加条件はただ一つ、「すべてのスタントを自分でやること」だったとか。開催期間中には競技を観戦する様子もしばしば目撃され、ファンとの写真撮影やサインに快く応じる“神対応”を見せていた。
TOPIC 5 ）『名もなき者』ロンドンプレミアに降臨！
“師弟”の絆が垣間見られるイベントにPhoto by Tim P. Whitby/Getty Images for The Walt Disney Company Limited
2月17日に行われた『名もなき者／A COMPLETE UNKNOWN』のロンドンプレミア上映会に来場したトム。主演のティモシー・シャラメには過去に先輩という立場からアドバイスを送ったことがあり、トムを尊敬するシャラメは『トップガン マーヴェリック』を8回も見たと公言。そんな“師弟”の絆が垣間見られるイベントとなった。さらに本作には『〜マーヴェリック』の“フェニックス”役で知られるモニカ・バルバロも出演しており、彼女との再会ショットもファンには胸アツなものになった。
WHAT'S NEXT?
そして…2025年のトム・クルーズはどうなる？
2024年は劇場公開作がなかったトムだが、2025年5月23日（金）にはいよいよシリーズ最新作『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』が公開。毎回ノースタントで挑むトムが今回はどんな度肝を抜くアクションを見せてくれるのか期待が高まる。現在公開されている予告映像でスタントの一部が確認できるが、監督のクリストファー・マッカリーはそれ以外にも「（観た人の）脳が溶けるようなスタントがある」と豪語している。前作では叶わなかったトムの来日が実現するかも注目だ。
『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』5月23日（金）公開 配給：東和ピクチャーズ
©2025 PARAMOUNT PICTURES.
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