シンシア、アリアナとの共演、そして本作の好きなミュージカルナンバーについて
――シンシアとアドリアナとの仕事はいかがしたか?
M:素晴らしかったです。二人が一緒にいるのを見ているだけでも、とても心温まるんです。私にとって彼らは陰と陽のような存在なんです。二人はとても違っていますが、彼らはとてもぴったり。お互いを尊重し合う愛は、見ていてとても美しいんです。だから撮影現場に来ると、みんながハグするの。本当に、本当に素敵でした。
J:とても愛のある撮影現場でしたね。ジョン・M・チュウのおかげです。彼には今、何人子供がいるんでしたっけ?

M:5人目が生まれます。
J: 5人目がもうすぐ生まれるんです。彼には素晴らしい奥さんがいます。
M:クリスティンです。
J:ジョンはとても進化していて、スピリチュアルでね。
M:とても結束の固い家族の出身でもあります。
J:ええ。彼の本は読みました。彼は「Viewfinder」という本を出していて、僕はそれをみました。素晴らしいです。彼は全ての自分のストーリーを語っています。僕はその全ての話が大好きだ。彼は素晴らしい人。素晴らしい監督です。
M:彼がどのように今のようになって、今彼がどういったところにいるかという全てのジャーニーなんです。
J:とても興味深いんだよね。
M:そうですね。私もその本を読みました。
J: そして彼は愛にあふれている。とても愛にあふれていて、それが広がっていくんです。彼は適切に人々を配役しました。そしてクルー全員を。
M:彼は決して手を抜きません。それは知っていますよね。『クレイジー・リッチ!』を一緒に撮ったときにそれを見ました。本当にキャスティングがうまいですよ。彼はみんながちゃんと、自分がその役に望む人になるようにするんです。かわいそうなアリアナ。彼女は何回オーディションを受けないといけなかったんでしたっけ?
J:そうですね。
M: でも彼女は(役に)合っています。彼女はそれを勝ち取ったんです。彼女の声が素晴らしいからだけじゃないんです。彼女は素晴らしい女優でもあるんです。彼女は自分の役を勝ち取ったんです。
J:イエス!
M:彼女にとってはよかったです。
――最後に、ミュージカルシーンで一番好きな曲を教えてください。
J:この映画での好きな曲ですか?
M:この映画からですね。
J:この映画から。一作目からですね。
M:私は「Defying Gravity」です。それと「Popular」ですね。「Popular」は大好きです。(笑)。2人が踊っているところとかも。ドラマもありますし、歌とダンスだけじゃないんです。
J:どんな優れたミュージカルもそうですが、歌詞のひとつひとつがストーリーを進めていくんです。彼らはお互いに演技をしている。彼らはそれを見事にやっています。それと彼(ジョン)の作品に命を吹き込むやり方もそうです。舞台とは違うんです。(舞台も)とても素晴らしいですが、全てのフレーズに違う部分がある。見ていて驚かされます。
M:アリス・ブルックス、私たちのDP(撮影監督)は、、
J:アリス・ブルックスは素晴らしいです。
M:それ(彼女の撮影)は本当に、物語がどう語られるかということを支えていると思います。
J:彼ら(ジョンとアリス)は一緒に仕事をしてきたんです。
M: 大学時代から。
J:2人ともね。そしてクリス・スコットも。彼ら3人はいろんなことを手掛けてきました。
M:そうですね。
J:そして今、それはとても油がのっていて、見事なんです。
M:彼らは大学時代から一緒なんです。
J:大学から。
――ジェフリー、あなたの好きな曲はなんですか?
M: あなたの好きな曲を聞きたいです。
J: 歌ですか?そうですね・・・。
M:この映画のですよ。
J:分かってます。
M:(笑)。
J:そうですね・・・「The Wizard and Me」(「The Wizard and I」のこと)でのあなたの出だしが好きです。本当に。
M:そうなんですか?
J:最初の歌詞はなんでしたっけ?(曲を口ずさみながら)あなたはなんと言うんでしたっけ?こんな感じですよね。歌詞は何でしたっけ?覚えていますか?(曲を口ずさむ)「We’ve been waiting all these years.Here you are…(私たちはずっと待っていたんです)」こんな感じですね。
M: そうです。そんな感じです。
J:それから彼女は歌に入るんです。彼女のやり方も、アリアナも見事なんです。
『ウィキッド ふたりの魔女』
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配給:東宝東和
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