あれは何だったのか?「SW」の気になっている謎

画像5: 注目のポイントを語り尽くす!「スター・ウォーズ」座談会【特集:「スター・ウォーズ」の伝説は終わらない】

レイって、ちょっとディズニープリンセスの血が入っている気がするんです(笑)(斉藤)

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パルパティーンの血が入っているなら確かにプリンセスと呼んでもおかしくない(杉山)

横森「ちなみに皆さんはSWシリーズを見ていて謎に思う点はありますか?」

斉藤「謎はたくさんありますよ。例えばEP7に登場したルークのライトセーバーはどこから来たのかとか」

杉山「アナキンの父も謎。シミ・スカイウォーカーはひとりで生んだってことになってますよね、まるでキリストの誕生のように」

横森「公式ではミディ=クロリアン(すべての生物に共生する知的な微生物)の力で生まれたってことになっています」

杉山「どうしても父親の名を明かせずに嘘をついたならいいんです。でも本当にシミがひとりで生み、キリストのメタファーにしたいという思いがシリーズの作り手側にあるとしたら、ちょっときわどいテーマですよね」

斉藤「そもそもはタトゥイーンから出れないかと思い悩む、田舎でくすぶる男の子アナキンの物語なんですよね。これはルークにもあてはまるし、ジャンク屋だったレイにもあてはまる。そういう普通の悩みを持つ主人公だから観ている側も気持ちがのった」

横森「『スケルトン・クルー』はまさにその展開を大切にした作品ですよね」

杉山「ジュブナイルとして始まりますから」

横森「観ていて第1話は『グーニーズ』を思い出しましたよ。海賊も出てくるし」

杉山「ちなみに僕はレイって好きなんです」

斉藤「その気持ちわかります。レイって砂漠で育ったから植物にあふれた惑星に行った時とか『なにこれ⁉』って目がキラキラ輝いたり、EP8でも滝の水に嬉しそうに触れたり。ちょっとディズニープリンセスの血が入っている気がするんですよ(笑)」

杉山「パルパティーンの血が入っているなら確かにプリンセスと呼んでもおかしくない」

横森「私が残された謎で気になるのは、『マンダロリアン』のシーズン3で出てきた伝説の怪物ミソソー。あれが目覚めて終わったじゃないですか。となるとアレも映画版に出てくる可能性大じゃないですか」

斉藤「考えてみればファースト・オーダーの誕生も今ひとつ謎ですしね。そこがわからないとルークやハン・ソロ、レイアが懸命に戦ったEP6は何だったの⁉ ってことになりますから。やっぱりそういう繋げる作業は今後の大事な部分かと思います」

杉山「僕はEP1より約100年前のジェダイの黄金期を描く『アコライト』も良かったんですが、今度のジェームズ・マンゴールドの作品は2万5000年前の話が舞台になるらしいんですよ」

横森「それはMCUでいうところの『エターナルズ』になるのではないだろうか(笑)」

斉藤「MCUは段々とドラマも何もかも観ておかないと今後観るのが難しくなってきてますが、SWは何かもう全部でひとつの世界を蓄積しているから世界史を観ている感じで。だからどこからでも観れるし、全部を観なくてもいいっていうのが楽しい」

今後注目するキャラクターは?

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グローグーの成長を追っていけば、ヨーダの後釜を継ぐくらいすごいジェダイになるのではないか(横森)

横森「世界史だから、どの断片を取っても楽しく見れるってことですね。ちなみに今後気になるキャラクターは?」

杉山「僕はレイがどうなるのかが気になる」

斉藤「僕はアソーカですね。全盛期のジェダイも悪い所も知っている生き証人ですから。語り部としてバラバラになっている話をまとめてくれるキャラになる気がしていて」

横森「私はグローグー。彼の成長を追っていけば、ヨーダの後釜を継ぐくらいすごいジェダイになるのではないかと。新たなる成長と活躍の話ができると思うわけですよ」

斉藤「そうか。人気あるからグローグーが中心になる話というのもありえますよね。でもだんだん老いていく姿を見るのもなぁ(笑)。今が可愛いから。楽しみではありますけど」

杉山「『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンス監督が撮るローグ中隊の話もあったんですよね。宇宙版『トップガン』になりそうで楽しみでしたけど。完全には消滅してないけど止まっている。そういう断ち切れた企画の復活も楽しみです。あと真田広之さんが出るんじゃないかという説もあって。今後はそういう『SHOGUN 将軍』から引きぬかれた人がジェダイを演じる可能性もあるかも」

斉藤「そういうことを考えると楽しみ。ますます目が離せないですね」

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