ゲーム「マインクラフト」とは?
通称「マイクラ」。2009年に北欧スウェーデンで誕生、2011年に正式発売された大人気ゲーム。決まった物語は存在しない。すべてが3Dブロックで構成された自分の「ワールド」の中で、ブロックを組み合わせて建物や道具をつくるもよし、広大な世界での冒険を楽しむもよし。老若男女がハマり、2023年には世界売上本数が3億本を突破。各種グッズも人気なのはもちろん、「教育版マインクラフト」が創造力やプログラミング力を鍛える教材として注目を浴びている。
イントロダクション

2011年に発売され、2023年に総売上本数3億本を突破した人気ゲーム「マインクラフト(通称:マイクラ)」。世界中で愛される「マイクラ」がなんと実写映画化。舞台は、すべてが四角いブロックでできた世界「オーバーワールド」。現実世界からこの不思議な世界に迷い込んでしまったギャレット、ヘンリー、ナタリー、ドーンは、生きてこの世界から脱出できるのか?「創造力」を試される冒険が、今はじまる。
キャストには個性的な顔ぶれが集結。ギャレット役に「アクアマン」シリーズ(18・23)のジェイソン・モモア、ナタリー役に「ウェンズデー」(22‐)のエマ・マイヤーズ、ドーン役に『カラーパープル』(23)のダニエル・ブルックス、ヘンリー役に新星セバスチャン・ハンセン。そして、4人を導くスティーブ役を『スクール・オブ・ロック』(03)のジャック・ブラックが演じる。本筋と離れたところで「村人」とのロマンスを繰り広げる、マーリーン役のジェニファー・クーリッジ(「キューティ・ブロンド」シリーズ)にも注目だ。
監督は『ナポレオン・ダイナマイト(旧邦題:バス男)』(04)や、ジャック・ブラック主演の『ナチョ・リブレ 覆面の神様』(06)などオフビートコメディに定評のあるジャレッド・ヘス。本作では「マイクラ」の世界を舞台に、お得意のユーモアに「マイクラ」ネタもまぶして、負け組たちの逆転劇を爽快に綴る。視覚効果には「アバター」シリーズやマーベル映画でお馴染みのVFX制作会社「Weta FX」も参加し、さらに「マイクラ」の開発スタジオMojangが映画制作に協力。ハリウッドの映画チームとゲームのチームが手を取り合い、「マイクラ」ワールドを実写映画に落とし込んでいる。
あらすじ
元ゲーム・チャンピオンのギャレット(モモア)、親を亡くしたナタリー(マイヤーズ)とヘンリー(ハンセン)の姉弟、不動産仲介屋のドーン(ブルックス)は、謎のオーブの力で異世界“オーバーワールド”に飛ばされてしまう。先に現実世界から転送されたというスティーブ(ブラック)の助力も得ながら、木も土も石もすべてがブロックでできた不思議な世界から現実世界に戻るために冒険を始める4人。しかし、地獄のような世界“ネザー”に住む魔女マルゴシャは、平和な“オーバーワールド”を支配するために、一行の持つオーブを狙っていたのだった・・・。
登場人物

(左から)クリーパー、ドーン、スティーブ、ギャレット、ヘンリー、ナタリー
ギャレット(ジェイソン・モモア)
少年時代にゲーム大会で優勝し、いまだにその栄光にすがっている。タフガイを気取るが結構ビビり。
スティーブ(ジャック・ブラック)
採掘(マイン)が大好きなハイテンションおじさん。他の4人より先に転送されていたため「オーバーワールド」を知り尽くしている。
ナタリー(エマ・マイヤーズ)
しっかり者なヘンリーの姉。自分のことは後回しで、弟が最優先。謎のおじさん2人を警戒中。
ヘンリー(セバスチャン・ハンセン)
頭が良すぎて学校で浮いている高校生。オーバーワールドにはすぐ順応し、豊かな創造力で危機を脱していく。
ドーン(ダニエル・ブルックス)
動物好き。不動産仲介業者や移動動物園などを兼業。新居を案内した縁からナタリー姉弟を助ける。
クリーパー
毛むくじゃらのモンスター。忍び寄ってきて大爆発し、周囲を破壊してしまう。
『マインクラフト/ザ・ムービー』
2025年4月25日(金)公開
アメリカ/2025/1時間41分/配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:ジャレッド・ヘス
出演:ジェイソン・モモア、ジャック・ブラック、エマ・マイヤーズ、ダニエル・ブルックス、ジェニファー・クーリッジ、セバスチャン・ハンセン
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