これを知っていれば大丈夫!? “オーバーワールド”のルール
ルール1:すべてがブロックでてきている!

この世界では、木や土、石や巨大キノコにいたるまで、あらゆるものが四角いブロックでできている。そして、そのブロックは叩くと持ち運びできるサイズになり、投げれば元のサイズに戻る。ブロックをたくさん集めれば、瞬時に塔を作ったりもできるのだ。
ルール2:20分ごとに来る夜に備えよう!

現実世界とは時の流れが異なり、なんと20分に1回夜になってしまう。しかも夜になると、ゾンビやスケルトン、クモ、大爆発する“クリーパー”がうじゃうじゃ襲い掛かってくる。朝まで建物に隠れるのが吉だが、腕っぷしに自信があれば戦っても?!
ルール3:キケンすぎる、もう一つの世界“ネザー”の住人!

夜と一部の場所を除けば、牧歌的で平和な“オーバーワールド”。しかし、地獄のようなもう一つの世界“ネザー”の住人には要注意。溶岩煮えたぎる“ネザー”に住むピグリンたちは好戦的。映画では“オーバーワールド”にもやってきて大暴れする。
チェックポイント
ジャック・ブラック&ジェイソン・モモアのケミ!

ジャック・ブラックはこれまでのコメディ映画のように歌って踊って大騒ぎ。一方のジェイソン・モモアも「アクアマン」からは想像できない、セコくて情けない男をコミカルに体現。反対方向にヤバいおじさんコンビの暴走ぶりをお楽しみに。2人がある窮地で放つ「人間サンドイッチ」には呆れながらも感動必至だ。
未体験者こそハマるかも?「マイクラ」あるある

上映時間101分の中に、これでもかと「マイクラ」要素が詰まっている本作。ゲームのシステムが設定に反映されているだけでなく、「マイクラ」のシュールさも堪能できる。スイッチ一つでこんがりチキンを作る装置や、ほぼ「ハァン」しか言わない村人、キモかわいいゾンビなど、映画になるとよりユニークに輝くポイントがいっぱい。
ジャレッド・ヘス監督 インタビュー

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──『ナポレオン・ダイナマイト』をはじめ、ヘス監督の映画では、サエない人たちへの愛を感じます。今作もそうですね。
「僕はどういうわけか、忘れられし人々に惹かれるんですよね。僕は、そういう人々が何か旅路を経てヒーローになっていくのを観ることに、いち観客として充実感を得られるんです。この映画では、人生がうまくいっていない他人同士が壮大で叙事詩的な冒険に出て、創意工夫やチームワークをもって、ありえないようなハードルを乗り越えていく物語を作りたかったんです。『旅の仲間(指輪物語)』ならぬ、『ナーズ(サエない人たち)の仲間』みたいな。そういう映画を作ることに、すごくワクワクしていたんです」(インタビュー・編集部)
『マインクラフト/ザ・ムービー』
2025年4月25日(金)公開
アメリカ/2025/1時間41分/配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:ジャレッド・ヘス
出演:ジェイソン・モモア、ジャック・ブラック、エマ・マイヤーズ、ダニエル・ブルックス、ジェニファー・クーリッジ、セバスチャン・ハンセン
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