今年の本命映画の1本『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の後にも映画ファンお待ちかねの超話題作がずらりと公開待機中。大型ハリウッド映画のわくわくするような復活を予感させる新作群を先取り紹介しましょう。まずはおなじみ「ジュラシック」シリーズの最新作から!(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)

ヒーローの原点にして頂点が戻って来る!『スーパーマン』

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1938年に発行されたコミックから始まり、1978年劇場版『スーパーマン』の公開で世界的に認知されるようになり、これまで何度も実写映像化されてきたアメコミ史上最も歴史のある“ヒーローの原点”が完全新作となってこの夏スクリーンに帰って来る! ジェームズ・ガン監督によるDCユニバースの新たな幕開けとなる話題作で、類まれなるスーパーパワーで世界の危機を救うヒーローの大活躍を描くエンタテインメント大作だ。

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普段はクラーク・ケントとしてデイリー・プラネット社の記者として同僚のロイス・レイン(レイチェル・ブロズナハン)らと共に働き、正体を隠しているスーパーマン(デヴィッド・コレンスウェット)。そんな彼を人類の脅威と考え、陥れようとする宿敵の大富豪レックス・ルーサー(ニコラス・ホルト)に立ち向かう──という大筋の概略はそのままに、今回はスーパードッグの相棒クリプトの登場も話題になっている。そんなスーパーマンの前に立ちはだかるのは天才的な頭脳を持つルーサーの他に、日本にもなじみ深い凶暴な巨大生物Kaiju(怪獣)も登場するというが、暗いニュースが多い現代に希望の象徴であるスーパーマンと相棒クリプトがどんな闘いを見せてくれるのか。ジェームズ・ガンが描く新ヒーロー像がいまから楽しみだ。

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デヴィッド・コレンスウェット (クラーク・ケント=スーパーマン)

新たなスーパーマン(クラーク・ケント)役に選ばれたのは新星デヴィッド・コレンスウェット。1993年米フィラデルフィア生まれの31歳で、『Pearl パール』『ツイスターズ』TVドラマ「ハリウッド」などに出演していたが、このスーパーマン役で世界的に知られることになるだろう。そんな彼は「これまで数多くのスーパーマンを見て来たけど、大人になった今も彼の物語を忘れることができません。作品を見たことがない現代の子供たちもスーパーマンのロゴを見れば、それが彼のものだとわかります。これこそがスーパーマンと彼を描く壮大な物語がクールな理由の一つです。そしてスーパーマンは希望に満ちたキャラでいつも未来を見つめ続けているんです」と興奮気味に語っている。

画像1: 今年の映画界のお楽しみはこれからだ!2025年後半に待っているハリウッド超話題作10

『スーパーマン』

7月11日(金)公開
監督:ジェームズ・ガン
出演:デヴィッド・コレンスウェット、レイチェル・ブロズナハン、ニコラス・ホルト
配給:ワーナー・ブラザース映画

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ブラッド・ピットが贈る超スピードの新体感ムービー『F1/エフワン』

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『ブレット・トレイン』のブラッド・ピットが『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督、製作のジェリー・ブラッカイマーとタッグを組む超体感スピード・エンタテイメントが誕生。ブラピが常識破りのカリスマF1レーサーに扮し、F1の全面バックアップを得て製作された本作は、「レース映画史上最もリアル」な映像を追求。そこには重力さえも追いつかない時速300キロの世界が待っている!

伝説の元カリスマレーサー、ソニー(ピット)は、旧知のルーベン(ハヴィエル・バルデム)の呼びかけで、最弱のF1チームを救うために現役復帰を果たすものの、彼の常識破りな振る舞いに、チームメイトのジョシュア(ダムソン・イドリス)たちは困惑し、衝突も繰り返すが、次第にソニーの才能と実力に導かれていく…。果たしてソニーはバラバラになったチームをまとめあげ、強敵たちに逆転勝利することができるのか? 元最強のトップレーサーと最弱チームが一緒になって昨日の自分を越えていく物語も胸熱だ。

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ブラッド・ピット (ソニー)

『トップガン マーヴェリック』のトム・クルーズに代わって、本作でジョセフ・コシンスキー監督と超スピードの世界を体感させてくれるのはブラッド・ピット。圧倒的なオーラと鍛え抜かれた肉体、そして過酷なトレーニングで得たドライビング・テクニックでカリスマレーサー、ソニーを熱演する。レースシーンだけでなく、最弱チームの若手レーサーたちをまとめあげていく孤高のソニーの人間性の変化に踏み込んだピットの新生面にも注目したい。

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『F1/エフワン』

6月27日(金)公開
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:ブラッド・ピット、ダムソン・イドリス、ケリー・コンドン、ハヴィエル・バルデム
配給:ワーナー・ブラザース映画

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空手とカンフー、2人の達人の魂が生み出す新たな伝説『ベスト・キッド:レジェンズ』

画像: 空手とカンフー、2人の達人の魂が生み出す新たな伝説『ベスト・キッド:レジェンズ』

80年代の人気シリーズ「ベスト・キッド」と2010年の大ヒット・リメイク版がいま一つに繋がる! シリーズ最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』は空手とカンフー、2人の師匠の魂を受け継いだ新たなヒーローが誕生する。この2人の師匠を演じるのはオリジナル版の主人公ダニエルを演じたラルフ・マッチオと2010年版でマスター・ハンを演じたジャッキー・チェン。そして達人2人から学ぶ主人公リーを新星ベン・ウォンが演じる。

17歳のリー(ウォン)は北京で師匠ハン(チェン)からカンフーを学んでいたが、家族の不幸でニューヨークに移ることに。ところが転校先でいじめに遭い、トラブルに巻き込まれるリー。彼のカンフーの技術だけでは立ち行かなくなり、それを知ったハンはNYを訪ね空手の達人ダニエル(マッチオ)の協力を得ることに。2人のレジェンドから異なる格闘スタイルを学んだリーは真のファイターとなることができるのか? リーを演じるベンの様々な格闘スタイルを取り入れたアクションが本作最大の見どころという。

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ジャッキー・チェン(ハン)

2010年版の『ベスト・キッド』でカンフーの師匠ハンを演じ、新たな大ヒット作を生み出したジャッキー。今回、再びそのハンを演じるが、弟子になるのは北京からニューヨークに渡ることになった高校生のリー。彼の窮地を救うためにもう一人のレジェンド、ダニエル(ラルフ・マッチオ)を訪ね、手を組むことになる。この2人が同時に登場するだけでも胸が熱くなるはず。ジャッキーは本作を「ストーリーもアクションも素晴らしい」と評しており、どんな物語が展開するか見逃せない。

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『ベスト・キッド:レジェンズ』

8月29日(金)公開
監督:ジョナサン・エントウィッスル
出演:ジャッキー・チェン、ラルフ・マッチオ、ベン・ウォン
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント

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