今年の本命映画の1本『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の後にも映画ファンお待ちかねの超話題作がずらりと公開待機中。大型ハリウッド映画のわくわくするような復活を予感させる新作群を先取り紹介しましょう。まずはおなじみ「ジュラシック」シリーズの最新作から!(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)

マーベルの原点と言えるヒーローチームの活躍を描く『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』

画像: マーベルの原点と言えるヒーローチームの活躍を描く『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』

世界中を熱狂させるマーベル・ヒーローの原点にしてその礎を築いたヒーローチームを描く最新作がいよいよ完成。〈ファンタスティック4〉は宇宙でのミッションの途中にアクシデントで特殊なパワーを得てしまった4人の“家族”を指している。身体が伸縮自在となるリーダーのミスター・ファンタスティックはじめ、透明になる力などを持つインビジブル・ウーマン、全身を炎で包み空を飛べるヒューマン・トーチ、岩のように頑強な体で怪力を発揮するザ・シング。ニューヨークに拠点を置き、ヒーローとしてすでに人々から信頼されている彼らが力を合わせて宇宙最大の危機に挑むストーリー。このチームは「アベンジャーズ」のシリーズ最新作にも登場するということでファンの期待度も高い。魅力的な4人のヒーローには、ペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービー、ジョセフ・クイン、エボン・モス=バクラックが扮し、監督は「ワンダヴィジョン」のマット・シャクマンが当たっている。

画像4: 今年の映画界のお楽しみはこれからだ!2025年後半に待っているハリウッド超話題作10

『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』

今夏公開
監督:マット・シャクマン
出演:ペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービー、ジョセフ・クイン、エボン・モス=バクラック
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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モフモフでキュートだが実は暴れ者のスティッチが実写版で大活躍『リロ&スティッチ』

画像1: モフモフでキュートだが実は暴れ者のスティッチが実写版で大活躍『リロ&スティッチ』

世界中で大ヒットしたディスニー・アニメーションを完全実写化! 地球に不時着したキュートなエイリアン、スティッチといつもひとりぼっちの少女リロの奇跡の出会いを描くハートフルなファンタジー。両親を事故で亡くして以来、ハワイのカウアイ島で姉のナニと暮らしている5歳の少女リロ。友達もできずひとりぼっちだった彼女の前に、ある日不思議な生物が現われた。それはモフモフで大きな瞳の可愛らしい外見を持つスティッチ。しかし見た目とは裏腹にものすごい暴れ者だったスティッチは、実は破壊生物として開発された銀河連邦のエイリアン。地球のハワイに不時着し、偶然出会ったリロと仲良くなって、彼女の家で暮らすことに。この不思議な出会いがリロにもスティッチにも大きな変化をもたらす様子を描くのはディーン・フライシャー・キャンプ監督。自然豊かなハワイを舞台に“オハナ(家族)”の絆について考えさせてくれる感動のファンタジーだ。

画像2: モフモフでキュートだが実は暴れ者のスティッチが実写版で大活躍『リロ&スティッチ』

『リロ&スティッチ』

6月6日(金)公開
監督:ディーン・フライシャー・キャンプ
出演:クリス・サンダース、マイア・ケアロハ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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ダニー・ボイル監督がパンデミックの恐怖を再び人類に問う『28年後…』

画像1: ダニー・ボイル監督がパンデミックの恐怖を再び人類に問う『28年後…』

人間を一瞬で凶暴化させる謎のウイルスがロンドンで流出。未曽有のパンデミックにより人類文明は壊滅状態に追いやられる…。ダニー・ボイル監督と脚本のアレックス・ガーランドがコンビを組んだ『28日後…』(03)のその後の世界を描くサバイバル・スリラー『28年後…』がまもなく公開となる。全ての始まりは10288日前だった…。ウイルスの感染者(ゾンビではない)は人間性を失い狂暴化、感染を逃れた人間に襲い掛かる。わずかに残った非感染者たちの運命は? コロナという実際のパンデミックを経験した人類に向けて、ボイルとガーランドが再び問う世界終末の危険性。今回は『28日後…』の主人公を演じたキリアン・マーフィがエグゼクティブ・プロデューサーで参加している。新たなキャストに『クレイヴン・ザ・ハンター』のアーロン・テイラー=ジョンソン、『教皇選挙』のレイフ・ファインズ、『ザ・バイクライダーズ』のジョディ・カマーら実力派が集結している。

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『28年後…』

6月20日(金)公開
監督:ダニー・ボイル
出演:アーロン・テイラー=ジョンソン、レイフ・ファインズ、ジョディ・カマー、アルフィー・ウィリアムズ
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント

「ジョン・ウィック」の世界を継ぐ新たな復讐の女神イヴが爆誕『バレリーナ:The World of John Wick』

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キアヌ・リーヴス主演の大ヒット・アクション・シリーズ「ジョン・ウィック」の世界を引き継ぐ新たな復讐の女神が誕生。その名もイヴというニューヒロインを中心に、スタイリッシュな殺し屋たちの世界がさらに拡大する。ジョン・ウィックを生み出したルスカ・ロマというロシア系犯罪組織では、孤児を集めて暗殺者とバレリーナを養成していた。そこで殺しのテクニックを磨いたイヴは、幼いころ殺された父親の復讐に立ち上がるが、業界の掟を破ったため、彼女の前にあの伝説の殺し屋が現われる…。イヴを演じるのは『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のアナ・デ・アルマスで、ノーマン・リーダスらが共演。さらにキアヌ演じるジョン・ウィックはじめ、おなじみの顔も次々登場する。これまでシリーズ全作を監督してきたチャド・スタエルスキは製作に回り、レン・ワイズマンが演出を担当。復讐の女神イヴがどんな過激アクションを見せてくれるかファンの注目が集まっている。

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『バレリーナ:The World of John Wick』

8月公開
監督:レン・ワイズマン
出演:アナ・デ・アルマス、ノーマン・リーダス、アンジェリカ・ヒューストン、ガブリエル・バーン、キアヌ・リーヴス
配給:キノフィルムズ

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ドリームワークスの大ヒット・アニメーションが待望の実写化『ヒックとドラゴン』

画像: ドリームワークスの大ヒット・アニメーションが待望の実写化『ヒックとドラゴン』

世界中で大ヒットを記録したドリームワークス・アニメーション『ヒックとドラゴン』。続編も2作製作され、TVシリーズにもなったこの人気作がついに実写化、この秋日本公開となる。バイキング一族の長の息子ヒック(メイソン・テムズ)は父ストイック(ジェラルド・バトラー)の期待するような“強い男”とはかけはなれた繊細な少年。彼らバイキング族の敵であるドラゴンたちとの宿命の戦いが繰り広げられる中、ある日ヒックは森の中で戦いで傷ついた一匹のドラゴン、トゥースと出会う。ヒックが傷ついたトゥースを助けたことから、やがて彼らは友情を育んでいくことになるが…。一人の少年とドラゴンの絆が紡ぐ大冒険は最新のIMAXカメラで撮影され、映画館でしか体験できない大迫力の“ドラゴンライド・アドベンチャー”になっている。監督はアニメ版シリーズ3作を担当してきたディーン・デュボア。なんと全米公開前に早くも続編の製作が決定したことも話題に。

『ヒックとドラゴン』

9月5日(金)公開
監督:ディーン・デュボア
出演:メイソン・テムズ、ニコ・パーカー、ジェラルド・バトラー、ニック・フロスト
配給:東宝東和

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故マイケル・ジャクソンの人間性に迫る注目の伝記映画『マイケル』

画像: 故マイケル・ジャクソンの人間性に迫る注目の伝記映画『マイケル』

“キング・オブ・ポップ”として世界中で愛されたマイケル・ジャクソン。その衝撃の死から16年、世代を超えて今も人気の高い彼の幼い日から予期せぬ悲劇までその公私に渡る人物像に迫る伝記映画が『ボヘミアン・ラプソディ』の製作者グレアム・キングのプロデュースでまもなくその全貌を現わす。“ジャクソン5”として兄弟たちとデビューしアイドルとなった子供時代、“スリラー”の大ヒットで唯一無二のシンガーとなった絶頂期、様々なスキャンダルに苦悩した時期も含め、数々の伝説的ステージ・パフォーマンスも織り込みながら、人間マイケルの聡明で複雑な素顔が彼のヒット曲と共に描かれる。監督は『イコライザー』などのアントワン・フークア。マイケルに扮するのは実兄ジャーメインの息子で、マイケルにとっては甥にあたるジャファー・ジャクソンで叔父そっくりという噂だ。父ジョーには『シンシンSING SING』のコールマン・ドミンゴが扮する。

『マイケル』

2025年公開
監督:アントワン・フークア
出演:ジャファー・ジャクソン、コールマン・ドミンゴ、ニア・ロング、マイルズ・テラー
配給:キノフィルムズ

Kevin Mazur for Lionsgate

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