“ファンタスティック４”はアベンジャーズ、ガーディアンズ、サンダーボルツ*ら魅力あふれるマーベルヒーローチームの原点！

個性は違えど、どれも良い…！　
マーベル・スタジオ作品の胸アツドラマを彩ってきた歴代ヒーローチーム

マーベル・スタジオ作品の中で最も代表的なチームといえば、他でもない“アベンジャーズ”だ。アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソーなど、マーベル作品を観たことがない人でも一度は耳にしたことがあるスター揃いのこのチームは、それぞれ異なるバックグラウンドと能力を持った主役級ヒーローが集結している。

しかし、一見エリートのようにも思えるヒーローたちも、現代を生きる私たちと同様に、さまざま悩みや葛藤を抱えていた。時にぶつかり合い失敗しながらも、互いを尊重し団結し合うことで、どんな強大な敵にも勇敢に立ち向かっていく。そんな彼らの姿は、世界中の人々に勇気を与え続けてくれた。彼らの命運をかけた戦いが収束した際には、なんと“マーベルロス”のような状態に陥る人も続出したほど。世界中の心を最も震わせた最強ヒーローチームだ。

その他にも、マーベル・スタジオ作品には、様々なヒーローチームが存在。例えば、宇宙一自由奔放なアウトロー集団“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”。たまたま出会ったノリで結成された銀河一の“落ちこぼれ”たちが集結したこのチームである。ときに衝突しながらも、次第に強い絆を育んでいく彼らの胸アツドラマ、そして、異なる個性をぶつけあう彼らのユーモア溢れる会話劇も大人気。笑って泣けて、ときどき踊る!?ハチャメチャだけど最高に楽しい彼らもマーベルを代表する魅力的なチームだ。

また、今年5月に公開された『サンダーボルツ*』で誕生した“サンダーボルツ*”も注目の的。アベンジャーズ不在の中、人類消滅の危機を前に集められた〈超クセ強な無法者たち〉は、全員が過去に過ちを犯したものばかり。世間から見放された奴らが自身のトラウマと向き合いながら、人生逆転をかけ挑む敗者復活戦に、多くの共感が集まった。彼ら“サンダーボルツ*”は、“ニュー・アベンジャーズ”ともなり、今後の作品での活躍にも期待がかかる。

マーベルファンも初心者も、どちらも必見！　
この夏大注目の“家族”チーム“ファンタスティック４”とは―

世界中を熱狂させてきた歴代のマーベルヒーローチーム。そんな彼らの原点ともなる存在が、最新作でメインを張る“ファンタスティック４”。歴代チームとの最大の違いは、“ファンタスティック４”が“家族”であること。とある宇宙ミッション中の事故で、特殊能力を得た4人のメンバー。天才科学者のリード・リチャーズ／ミスター・ファンタスティック　(ペドロ・パスカル)は、ゴムのように自在に伸縮する身体を駆使し、常に冷静な判断でチームを導く頼もしきチームリーダー。その妻、スー・ストーム／インビジブル・ウーマン（ヴァネッサ・カービー)は、自身の身体を透明化させ、目に見えないエネルギーシールドを操る、“ファミリー”の精神的支柱でもある。そんなスーの弟、ジョニー・ストーム／ヒューマン・トーチ(ジョセフ・クイン)は、陽気なチームのムードメーカー。炎を操り高速で空を駆け抜け、高熱の火炎を放つ。そして、リードの古くからの親友、ベン・グリム／ザ・シング(エボン・モス＝バクラック)は、岩のように強固な身体と怪力を持つが優しく、心には葛藤を抱えている。

“家族”というどんなチームよりも強い絆で結ばれた4人はこれまで、その“ファンタスティック”な能力と持ち前の正義感で、たびたび人々を窮地から救い出し、世界中から愛されている。そんな人気者“家族”に、間もなく“新たな命”が加わろうとしていた――。愛おしい存在の誕生で幸せいっぱいかのようにも思えた彼らだったが、そんな時間も束の間、惑星を食い尽くす規格外の強大な敵宇宙神ギャラクタスの脅威が地球に迫ることに――。彼らは家族一丸となって愛する家族を、そして、全人類の運命を救うことができるのか！？

「マーベル・コミック」最初のヒーローチームとして誕生した彼らの物語は、これまでマーベル・スタジオ作品を愛してきた人にはもちろん、数ある作品を追いきれなくなってしまった人の復帰作としても、そして、マーベル・スタジオ作品になかなか手を出せなかった人にもお勧めできる、この夏の注目作。

さらに本作の次は2026年全公開予定の「アベンジャーズ」新章『アベンジャーズ／ドゥームズデイ（原題）』前に劇場公開される最後のマーベル・スタジオ作品ということで、「アベンジャーズ」入門編としても、絶対に見逃せない作品である。