イントロダクション
「アベンジャーズ」シリーズをはじめ数々の超大作でエンターテインメントの歴史を塗り替え、世界中に感動と興奮を届けてきたマーベル・スタジオ。今年5月に公開された『サンダーボルツ*』の熱狂もさめやらぬ中、早くも最新作が登場する。
『ファンタスティック４：ファースト・ステップ』は、「マーベル・コミックス」初のヒーローチームであり、強い絆で結ばれた“ファンタスティック4”の活躍を描く物語。異なる力と個性を持ち、揺るぎない家族の絆で結ばれた四人が、“最強”を超えた唯一無二のチームとして、地球滅亡の危機に挑む姿を描く。
日米同時公開を間近に控えるなか、米映画チケット販売大手Fandangoでは前売り券の初日売上が２０２５年の新記録を樹立。その高い注目度の理由の一つが、マーベルの原点とも言えるヒーローチーム“ファンタスティック４”が、ついにマーベル・スタジオで初めて映画化されるということ。物語の舞台は“他のヒーローがいない”レトロフューチャーな世界観が魅力のNYであり、過去のシリーズや他作品の予備知識がなくても楽しめる、MCUの新たなスタート地点とも言える一本となっている。
さらに注目すべきポイントは、本作が来年公開予定の『アベンジャーズ：ドゥームズデイ（原題）』に連なる最重要作になるということ。“ファンタスティック4”の４人はすでに『〜ドゥームズデイ』への登場が決定しており、本作は次のアベンジャーズを楽しむ上でも見逃せない一作になっている。
“ファンタスティック４”のチームリーダーで身体をゴムのように伸縮できる天才科学者のリード・リチャーズ／ミスター・ファンタスティック役を演じるのは「マンダロリアン」のペドロ・パスカル。そのパートナーで透明化能力を持つスー・ストーム／インビジブル・ウーマン役に「ミッション：インポッシブル」シリーズのヴァネッサ・カービー、スーの弟で炎を操るジョニー・ストーム／ヒューマン・トーチ役に『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』のジョセフ・クイン、そしてリードの親友で怪力を誇るベン・グリム／ザ・シング役に「一流シェフのファミリーレストラン」のエボン・モス＝バクラックと豪華キャストが顔を揃える。さらに、ラルフ・アイネソン、ジュリア・ガーナーら個性豊かな俳優たちが脇を固めている。
監督を務めるのはマーベル作品「ワンダヴィジョン」の全エピソードを手掛けたマット・シャクマン。“ファースト・ステップ”というタイトルのとおり、MCUにおけるヒーローチームの“最初の一歩”を描く本作で、レトロフューチャーなビジュアルと壮大なアクションを融合させ、マーベル映画に新たな風を吹き込んでいる。
“ファンタスティック・フォー”とは?
1961年、スタン・リーとジャック・カービーの手によって創造された“ファンタスティック・フォー”は、「マーベル・コミックス」初のスーパーヒーローチームとして登場。宇宙での事故をきっかけに、それぞれ異なる特殊能力を得た4人が、強い絆で結ばれながらさまざまな脅威に立ち向かう。天才科学者リード・リチャーズをリーダーとする４人が、ヒーローであると同時に血縁や友情で結ばれた“家族”として、その日常のドラマまでリアルに描かれた点が革新的だった。マーベル・スタジオによる映画化はこれが初となる。
あらすじ
惑星を食い尽くす“宇宙神”ギャラクタスの脅威が地球に迫る
宇宙ミッション中の事故で特殊能力を得た4人は、その力と正義感で人々を救い、“ファンタスティック４”として世界中に知られる存在となる。互いに強い絆で結ばれた彼ら“家族”には、間もなく“新たな命” も加わろうとしていた。そんな中、惑星を食い尽くす規格外の敵、宇宙神ギャラクタスの脅威が地球に迫る。滅亡へのカウントダウンが進む中、一人の人間としての葛藤を抱えながらも、彼らはヒーローとして立ち向かう。いま全人類の運命は、この4人に託された──。
『ファンタスティック4：ファースト・ステップ』
2025年7月25日（金）公開
アメリカ／2025／1時間55分／配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督：マット・シャクマン
出演：ペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービー、ジョセフ・クイン、エボン・モス＝バクラック
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