LINK2:過去作に登場した“アンドロイド”たち

アッシュ(『エイリアン』)
このシリーズは、アンドロイドが登場するのが定番で、彼らは悪役のイメージが強い。それを決定づけたのが、第1作の貨物船の化学主任アッシュ。彼は人間として登場し、後にアンドロイドだったと判明、しかも「人命より、会社の利益(エイリアンの捕獲)を優先する」とプログラミングされていたことがわかるのは、衝撃的な展開だ。

ビショップ(『エイリアン2』)
逆に善人系なのが、第2作の医療アンドロイド、ビショップ。最初から人間ではないことを明かし、リプリーにも協力的。第3作で廃棄されていたところをリプリーに発見され、完全な停止を依頼するのも感動的シーンだ。しかし第3作には、ビショップそっくりの外見で、自分はビショップの開発者だと自称するウェイランド・ユタニ社の社員も現れる。公式発表はないが、クレジットの役名は「ビショップII」なので、彼もアンドロイドかもしれない。

アナリー(『エイリアン4』)
異色の存在は、第4作の女性型アンドロイド、アナリー・コール。彼女は進化したアンドロイドで、命令ではなく自分の意思で行動し、リプリーを助けようとする。

デヴィッド(『プロメテウス』)
もっとも恐ろしいのは、前日譚2作のアンドロイド、デヴィッドだ。『プロメテウス』では人命より社長の命令を最優先し、『エイリアン:コヴェナント』では遺伝子操作を重ねて「完璧な生命体」を生み出してしまう。また、『〜コヴェナント』にはデヴィッドと同じ容姿のウォルターも登場した。

アンディ(『エイリアン:ロムルス』)
『エイリアン:ロムルス』では一転、ヒロインに愛される旧型アンドロイド、アンディが登場。しかし、宇宙船には第1作のアッシュそっくりの同型アンドロイド、ルークが現れて、アッシュ同様、会社の利益を最優先する。このシリーズのアンドロイドは、やはり悪役の方が強烈な印象を残すようだ。
『エイリアン』『エイリアン2』『エイリアン4』『エイリアンVS.プレデター』『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』『プロメテウス』『エイリアン:コヴェナント』
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