『(LOVE SONG)』と合わせて観ると、より深く心に響くもう一つの物語。3つの“もしも”を生きる青年の人生は、選ばなかった道の先をそっと覗かせてくれます。もし、あの時に戻って選び直せたとしたら、あなたはどの道に進みますか?(文・編集部(作品紹介)/デジタル編集・スクリーン編集部)

イントロダクション

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選んだ数だけ、人生は形を変えていく——。テグ、ソウル、プサン。3つの“もしも”を生きる男がたどり着いた、本当の自分とは。

第11回ソウル国際プライド映画祭のオープニング作品として上映され、韓国で大きな話題を呼んだ注目作が、ついに日本公開。青春の痛みややるせなさを抱えた男が思い描くのは、「もしも、あの時に戻れたら」「もしも、あの人に想いを伝えられていたなら」——。誰もが一度は胸に浮かべたことのある、“選ばなかった道”のその先を描く。後悔とも未練ともつかない感情を抱えながら生きる人々へ、そっと寄り添うようなパラレルワールドが広がる。

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監督は、長編デビュー作『葬式のメンバー(原題)』でベルリン国際映画祭やエディンバラ国際映画祭に招待され、韓国インディペンデント映画界を代表する存在となったペク・スンビン。全米図書賞を受賞したウィリアム・マクスウェルの小説「So Long, See You Tomorrow」から着想を得て、テグで過ごした自身の青春をもとに脚本を執筆した。心の奥に封じた記憶と向き合い、まだ知らない自分を見つけていく——。

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3つの人生を生きる主人公を演じるのは、「パンドラ 小さな神の子供たち」のシム・ヒソブ。その青年時代を演じるのは、『このろくでもない世界で』の新鋭ホン・サビン。主人公が憧れる友人役には、「無人島のディーバ」『同感〜時が交差する初恋〜』のシン・ジュヒョブが好演する。さらに「イカゲーム」「涙の女王」のキム・ジュリョン、「オレのことスキでしょ。」のソン・チャンウィが特別出演している。

ストーリー

画像: ストーリー

1995年、テグ。孤独な少年ドンジュンは、同級生カンヒャンに淡い恋心を抱くが、突然の事件で彼は街を去ってしまう。想いを伝えられなかった後悔を抱えたまま大人になったドンジュンは、ふと考える――「もし、あの時別の選択をしていたら?」。テグで高校教師として、ソウルで大学教授として、プサンで父親として生きる3つの“もしも”の人生を通して、彼は失われた自分と再び向き合っていく。

登場人物

ドンジュン(シム・ヒソブ、青年期/ホン・サビン)

画像: ドンジュン(シム・ヒソブ)

ドンジュン(シム・ヒソブ)

画像: ドンジュン(青年期/ホン・サビン)

ドンジュン(青年期/ホン・サビン)

過去への後悔と向き合いながら、“もしも”の3つ世界を生きる男。心の奥に消えない想いを抱えている。

カンヒャン(青年期/シン・ジュヒョブ)

画像: カンヒャン(青年期/シン・ジュヒョブ)

カンヒャン(青年期/シン・ジュヒョブ)

ドンジュンの唯一の友人であり憧れの人。流行に流されず、自分の世界を貫く穏やかな秀才。

『あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。』
2025年10月31日(金)公開
韓国/2023/2時間24分/配給:日活/KDDI
監督・脚本・撮影:ペク・スンビン
出演:シム・ヒソブ、ホン・サビン、シン・ジュヒョブ、ソン・チャンウィ、キム・ジュリョン

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