吉田修一の同名小説を『悪人』『怒り』などの李相日監督が映画化した『国宝』が6月の公開より大ヒットロングランを記録中。11月24日(月・祝)までの公開172日間で、観客動員数12,311,553人、興行収入17,377,394,500円を突破し、22年ぶりに邦画実写作品の興行収入記録を塗り替えた。

北米公開も控え、ますますの飛躍が期待される『国宝』

本作の原作は、2002 年「パレード」で山本周五郎賞、「パークライフ」で芥川賞を受賞、2007 年「悪人」では、毎日出版文化賞、大佛次郎賞など数々の賞に輝いた吉田修一の最高傑作との呼び声高い「国宝」。同作を『フラガール』の李相日が監督を務め、主演に吉沢亮、共演に横浜流星を迎えて映画化した。

描かれるのは、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄の50年にわたる壮大な一代記。吉沢、横浜を始め、黒川想矢、越山敬達、田中泯、渡辺謙の役者陣が吹き替えなしで挑んだ歌舞伎シーンも大きな話題を呼んでいる。

歴代の興行収入ランキング(※興行通信社調べ)では『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年公開、173.5億円)の興行収入を超え、邦画実写作品において第1位の成績を樹立。22年ぶりに記録を塗り替えるという歴史的快挙を果たした。

本作は、5月にはカンヌ国際映画祭「監督週間」部門、6月には上海国際映画祭インターナショナル・パノラマ部門 カンヌ エクスプレス、9月には第50回トロント国際映画祭Special Presentation部門や釜山国際映画祭に出品。10月にはタイ・バンコク国際映画祭でクロージング作品として上映されている。さらに、第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表にも決定しており、2026年には映画配給会社「GKIDS」によって北米公開がされることになっている。

『国宝』全国公開中
配給:東宝
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会

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