ケンカしても、最後は必ず隣にいる“無限の彼方”に続くバディ ウッディ×バズ

『トイ・ストーリー』 © 2025 Disney/Pixar
『トイ・ストーリー』
おもちゃが意思を持ち、人間に気づかれないように過ごす世界。カウボーイのおもちゃ・ウッディは、おもちゃの“設定”が真実と信じて疑わない新参者のスペースレンジャー、バズにへきえきするも、数々の冒険と試練を乗り越えて心を許し合うバディへと成長。
『トイ・ストーリー3』ではアンディに固執するウッディとおもちゃたちの間に生じた亀裂を修復しようとバズが心を砕くなど、ダブルリーダーを務めるまでに。『トイ・ストーリー4』ではウッディの意志を尊重し、寂しさを押し殺して見送ったバズ。2026年公開予定の第5作では何が起こる?
ここが最強バディPOINT
互いの失敗をカバーしあうのがウッディとバズ。冷静沈着なバズが直情型のウッディをいさめれば、『トイ・ストーリー3』ではウッディがトラブルで初期化されたバズを見捨てず、危険を冒して救出。2人の友情は無限だ!
凸凹だけど、信頼はフラット! 職場バディの理想形 マイク×サリー

『モンスターズ・インク』© 2025 Disney/Pixar
『モンスターズ・インク』
人間の子どもたちの悲鳴を集めてエネルギーにする会社「モンスターズ・インク」。会社トップの成績を誇るエリート社員のサリーと相棒で親友のマイクは、夜な夜な人間の世界を訪れては子どもたちを怖がらせていた。しかしある日、人間の少女がモンスターたちの世界に紛れ込む珍事が発生!
事態の収拾に奔走するサリーとマイクだったが、自身の心に変化が生まれていくのに気づき……。友情の始まりとコンビ結成に至るエピソードが明かされる前日譚『モンスターズ・ユニバーシティ』も併せて観賞すれば、このバディがもっと好きになるに違いない。
ここが最強バディPOINT
個々人であれば成績に格差のあるサリーとマイク。だがそんなことで友情はぐらつかない! 不遇でもポジティブ思考のマイクと、その人柄にほれ込んで仕事に恋にサポートするサリーはまさに相思相愛。理想のバディといえる。
あうんの呼吸で今日もサバイブ!盗んでも奪えない、黄金バディの絆 アラジン×アブー

『アラジン』 © 2025 Disney
『アラジン』
貧しい生まれを悲観せず、たくましく生きる少年アラジンと相棒の猿アブー。性悪な大臣ジャファーにそそのかされて洞窟に宝探しに向かった両者は、ランプの精霊ジーニーと空飛ぶじゅうたんに出会う。チームはアラジンと王女ジャスミンの仲を取り持つために一計を案じ……。
アラジンとアブーだけでなく、ジーニーとじゅうたん、ジャファーとオウムのイアーゴ、ジャスミンと虎のラジャーなど、本作はバディの宝庫! なお実写版ではジャファーの過去も掘り下げられ、アラジンとのバディという“あり得たかもしれない未来”を想像させるのが切ない。
ここが最強バディPOINT
ジャファーの策略で洞窟に閉じ込められ、“詰んだ”状態に陥ったアラジンを救ったのがアブー。金目の物に目がなく、トラブルを招きもするが、ジャスミンとの恋路を成就させるために一肌脱ぐなど、アラジンにはなくてはならない相棒だ。
“カナシミ”があるから、“ヨロコビ”が輝く 感情が奏でる最強タッグ ヨロコビ×カナシミ

『インサイド・ヘッド』 © 2025 Disney/Pixar
『インサイド・ヘッド』
人間の頭の中に存在する、ヨロコビ・カナシミ・イカリ・ムカムカ・ビビリの5つの感情たち。宿主である思春期に差し掛かった少女ライリーを大切に想うリーダー格のヨロコビは、足を引っ張ってばかりのカナシミの扱いに苦労していた。
だがある日、カンシミが姿を消したことでライリーの情緒が不安定に。行方を捜すなかで、ヨロコビはカナシミに託された重要な役割を知るのだった。シンパイをはじめとする新たな感情が登場する続編『インサイド・ヘッド2』では、ヨロコビとカナシミが名バディとして成長している姿が見られる。
ここが最強バディPOINT
衝突を繰り返した結果、カナシミにしかない才能に気づき、ライリーの命運を託すヨロコビ。そしてカナシミはヨロコビの手を取り、両者が力を合わせて感情をブレンドさせてこそ、豊かさが生まれることを証明した。
前向きすぎて超最強! ティモン×プンバァ

『ライオン・キング』© 2025 Disney
『ライオン・キング』
慕っていた伯父スカーに裏切られ、父を失ったばかりか天涯孤独の身に追いやられたサバンナの王子・ライオンのシンバ。絶望していた彼を勇気づけ、生涯の友となったのがミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンバァ。
陽気で楽天家の2人は、「ハクナ・マタタ(どうにかなるさ)」という人生哲学をシンバに授けて前を向かせる。底抜けの明るさや息の合った掛け合いも楽しく、ムードメーカーとしての貢献度は絶大だ。超実写版『ライオンキング:ムファサ』では、王に成長したシンバの娘、キアラの良き遊び相手になっている姿も描かれる。
ここが最強バディPOINT
最初は保身のためだったが、行き倒れたシンバを水場まで連れて行き、結果的に命の恩人となったティモンとプンバァ。抜群のコンビネーションで「嫌なことは忘れろ」「気楽にいこうぜ」とシンバの良きメンターになっていく。
掲載作品は全てディズニープラスで配信中
