カバー画像:『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』より © 2025 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED
イントロダクション
イギリスのヨークシャー、壮麗な大邸宅「ダウントン・アビー」に暮らす貴族のクローリー家の人々と、その使用人たちが織りなす喜びと苦悩、愛と嫉妬に彩られた人生、さらに押し寄せる時代の変革を歴史上の重要な出来事を取り込みながら描いた「ダウントン・アビー」。TVドラマのスタート以来、2本の映画版も含め15年の間に、ゴールデングローブ賞、エミー賞など数々の賞に輝き、世界中に多くのファンを獲得した大ヒットシリーズがいよいよフィナーレを迎える。
1912年を舞台にスタートしたこのシリーズも、今回の背景は1930年に。英国社交界の真骨頂である“ロンドン・シーズン”の開幕、上流社会での地位を揺るがすようなメアリーのスキャンダル、そして財政的にも最大の危機を迎えるクローリー家の存亡、などなど様々なエピソードが息つく間もなく描かれ、そして感動のクライマックスに…。出演はヒュー・ボネヴィル、エリザベス・マクガヴァン、ミシェル・ドッカリー、ローラ・カーマイケル、ジム・カーターといったおなじみの面々。2024年に亡くなった先代グランサム伯爵夫人バイオレット役のマギー・スミスらも回想シーンなどで登場。TVドラマ版にゲスト出演したポール・ジアマッティも再び登場する。
監督は前作『ダウントン・アビー/新たなる時代』のサイモン・カーティスが続投。脚本にはシリーズの生みの親でもあり、『ゴスフォード・パーク』でオスカーを受賞したジュリアン・フェローズが当たる。
あらすじ
1930年夏。イギリス社交界の頂点であるロンドン・シーズンが幕を開け、ダウントン・アビーに暮らすクローリー家の人々もその使用人たちも胸を躍らせていた。そんな時、クローリー家の長女メアリー(ドッカリー)が離婚したというニュースが世間を騒がせる。時代は離婚した女性に冷たく、ましてや上流階級では不名誉なスキャンダルに。メアリーは舞踏会や晩餐会からもつまはじきにされる。クローリー家の当主ロバート(ボネヴィル)は娘に対する侮辱的な扱いに憤慨するが、覚悟していたメアリーは冷静だった。
その頃、ダウントン・アビーにアメリカからグランサム伯爵夫人、コーラ(マクガヴァン)の弟であるハロルド(ジアマッティ)が訪ねてくる。実はその目的はコーラの分も託されていた母の財産の大半を、大恐慌のために失ってしまい、そこで生じた借金返済のため家を売って投資の資金にしたいという相談のためだった。ダウントン・アビーの改修費に充てる予定だった遺産がなくなったことを知ったメアリーは、ロンドンの邸宅を売却するという案を考えるが、これにはロバートが猛反対する。しかもメアリーは叔父ハロルドの投資アドバイザーとして同行してきたガスに魅力を感じてしまうが…。
時代が大きく変貌していき、様々なハプニングが続く中、ロバートからメアリーへの当主継承の話にも暗雲が立ち込め、ダウントン・アビーの将来のために、クローリー家のそれぞれが決断を下す時が迫ってくる。
「ダウントン・アビー」とは?
イングランド北東部ヨークシャーにある架空の田園都市ダウントン村に所在するカントリーハウス(大邸宅)を指す。ロケ地のハイクレア城は英バークシャー州に実在する古城。
チェックポイント
王族も集う舞踏会やアスコット競馬などが開催される英国社交界の真骨頂とされる“ロンドン・シーズン”。現在は姿を消し、もはや見ることのできない贅を極めたフェスティバルが、美術チームによる最先端の技術と映像で再現されている。
またこの時代のファッション界に革命を起こしたシャネルにオマージュを捧げる、アートとしても価値の高いドレスや帽子などの衣装も見逃せない。有名な実在人物として俳優・脚本家のノエル・カワードが劇中に登場するが、ジュリアン・フェローズは彼のことを自由な思想から社会変革のきっかけを作った人物ととらえ、メアリーに復活の機会を与える重要な役割を担わせた。
『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』
1月16日(金)公開
イギリス/2025年/2時間4分/ギャガ配給
監督:サイモン・カーティス
出演:ヒュー・ボネヴィル、エリザベス・マクガヴァン、ミシェル・ドッカリー、ローラ・カーマイケル、ジム・カーター
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