カバー画像:『クライム101』より
イントロダクション
“犯罪小説の巨匠”の原作を豪華キャストで映画化
クリス・ヘムズワースが独自のルールに従い、完全犯罪を行う天才的な強盗に
現代アメリカ文学界の至宝にして、犯罪小説の巨匠と称されるドン・ウィンズロウ。そのベストセラー原作「犯罪心得一の一(原題:クライム101)」がハリウッドの豪華キャストによって映画化。マイケル・マン監督の名作『ヒート』を彷彿とさせる、男たちの矜持と美学が激突する一級のクライム・サスペンスとしてスクリーンに登場する。
独自の流儀に従い、完全犯罪を遂行する天才的な強盗デーヴィス。そして姿なき犯罪者を追い、犯行パターンを執念であぶりだしていく刑事ルー。アメリカ西海岸線を走るハイウェー101号線を舞台に、追う者と追われる者、二人の息詰まる対決を描く。
主演を務めるのは、ハリウッドを牽引する二大スター、クリス・ヘムズワースとマーク・ラファロ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』以来の共演となる二人が、本作では「完璧な犯罪者」と「執念の刑事」という立場で対峙する。視線一つ、言葉一つで火花を散らし、巧みな駆け引きを繰り広げる二人の演技合戦が本作のハイライトとなっている。
犯罪の手がかりを追う刑事ルー役に『哀れなるものたち』のマーク・ラファロ
脇を固めるキャストにも、『チョコレート』のオスカー女優ハル・ベリーをはじめ、『イニシェリン島の精霊』のバリー・コーガン、『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』のモニカ・バルバロら名優たちが集結。監督・脚本は、ドキュメンタリーとドラマを融合させた『アメリカン・アニマルズ』で世界を驚愕させた鬼才バート・レイトン。スタイリッシュな映像美と重厚なドラマ、そして予断を許さない緊迫の展開に満ちた、大人のクライム・アクションに仕上げている。
あらすじ
独自のルールに従う犯罪者とその影を追う刑事が激突する
アメリカ西海岸、ハイウェー101号線。そこでは数百万ドルの宝石を狙い、痕跡を一切残さない完全犯罪が繰り返されていた。犯人は、「悪者しか狙わない」「殺さない」という厳格なルールに従い、4年間にわたり警察を欺き続けてきたプロの強盗デーヴィス(クリス・ヘムズワース)。彼は保険会社に勤めるシャロン(ハル・ベリー)に接触し、危険な共謀を持ちかける。だが、その取引は完璧だったはずの計画に綻びを生じさせる。
保険ブローカーのシャロン(ハル・ベリー)も事件に巻き込まれていく
“姿なき犯罪者”のパターンを見抜き、執拗に追い詰める刑事ルー(マーク・ラファロ)。さらに敵対する犯罪組織の介入や警察内部の陰謀が渦巻き、ロサンゼルスの街は激しい銃撃戦とチェイスの舞台へと変貌する。1100万ドル(約16億円)の宝石をターゲットにした“最後の犯罪”への準備が進められる中、追う者と追われる者、男たちの美学とプライドを賭けた対決が始まる。
金髪姿(原作では“黄色い髪”)のバリー・コーガンが犯罪組織のオーマンを演じる
登場人物
【 犯罪者 】デーヴィス(クリス・ヘムズワース)
痕跡を残さないことをルールとする完璧な犯罪者。高級なスーツと時計を身に着け、悪人だけをターゲットにし、狙ったものを確実に奪う。
【 共謀者 】シャロン(ハル・ベリー)
高額商品を扱う保険ブローカー。デーヴィスの共謀者として手を組むことになるが、それによって完璧な計画に綻びが生じ始める。
【 刑事 】ルー(マーク・ラファロ)
“見えない犯罪者”の手がかりを追う刑事。多発する強盗事件がすべて同一人物によるもので、犯罪にはパターンがあることに気づく。
【 敵対者 】オーマン(バリー・コーガン)
デーヴィスに対抗する犯罪組織に属する。変装なども駆使しながら神出鬼没に暗躍し、手段を選ばずにデーヴィスを追い詰めていく。
デーヴィスと近しい関係にある女性(モニカ・バルバロ)も物語のカギを握る
原作「犯罪心得一の一」とは?
本作の原作は、アメリカのベストセラー作家ドン・ウィンズロウによる 「犯罪心得一の一(クライム101)」。全6篇からなる傑作中篇集に収められた一篇だ。小説冒頭には「ミスター・スティーヴ・マックイーンに」の献辞があり、作中にはマックイーンへのオマージュが散りばめられている。主人公の愛車が(映画『ブリット』を彷彿とさせる)グリーンのマスタングである点など、映画ファンの心をくすぐる描写も。映画化にあたってもその要素は活かされており、予告編では、マックイーンが強盗役を演じる『華麗なる賭け』を巡って会話が繰り広げられる一幕も確認できる。
ドン・ウィンズロウ「クライム101」
(ハーパーコリンズ・ジャパン刊/
中篇集『クライム101』収録)
『クライム101』
2月13日(金)公開
アメリカ=イギリス/2026年/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給
監督/バート・レイトン
出演/クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、バリー・コーガン、モニカ・バルバロ、ハル・ベリー






