ノーベル賞作家も絶賛の世界的ベストセラー小説をベネディクト・カンバーバッチ主演で映画化『フェザーズ その家に巣食うもの』

今年50歳のベネディクト・カンバーバッチが俳優人生の集大成ともいえる名演を披露
突然、妻に先立たれたコミック・アーティストの父。幼いふたりの息子を抱え、慣れない家事に翻弄される日常に、やがて不穏な気配が忍び寄る。それは、彼に冷酷な言葉を突きつけてあざ笑う黒い鳥“クロウ”だった──。
『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』『ローズ家〜崖っぷちの夫婦〜』など近年も話題作で圧倒的な存在感を放ち続けるベネディクト・カンバーバッチの最新作は、最愛の人を失った父親の絶望と再生を謎めいた存在“クロウ”の姿を通して描くファンタジー・スリラー。映画のテーマに共感したカンバーバッチは主演を務めるとともに、製作総指揮も兼任。ほぼ全編出ずっぱりで、最愛の人の喪失に心を引き裂かれた“父”の悲しみと狂気を体現し、海外メディアからも絶賛されている。

カンバーバッチが演じるのは妻に先立たれたコミック・アーティストの“父”役
原作は英国の作家マックス・ポーターが2015年に発表した小説『悲しみは羽根をまとって』。これまで30か国以上の国と地域で翻訳され、全世界で22万部を突破するベストセラーとなり、ノーベル賞作家ハン・ガンも「奇妙なぬくもりと美しさを秘めている」と賛辞を寄せている。映画化に先立ち、2019年にキリアン・マーフィー主演で舞台化もされた。
クロウの不気味な声を担当しているのは「ハリー・ポッター」シリーズのデヴィッド・シューリス。主人公のふたりの幼い息子役を演じるのは、撮影時七歳で、この映画でデビューを飾った双子のリチャードとヘンリーのボクソール兄弟。メガホンを取ったのはイギリスの新鋭監督ディラン・サザーン。脚色も担当し、緊張感あふれるスリラーやダーク・ファンタジーの要素を盛り込みつつ、心を揺さぶる家族の物語として映像化している。
ストーリー:最愛の妻を失った“父”の前に不思議な黒い鳥“クロウ”が現れる

最愛の人の死を受け入れられない男のもとに不思議な生き物“クロウ”が現れる
コミック・アーティストの“父”(ベネディクト・カンバーバッチ)は、突然、最愛の妻に先立たれてしまう。幼いふたりの息子を抱えて途方に暮れる彼の前に現れたのは、喋る黒い鳥“クロウ”。父が描くコミックに出てくる生き物にも似た姿のクロウは「哀れなパパだ。彼女は逝ったが私はいる」と冷酷な言葉を突きつける。
父がクロウの鳴き声を聞くと、息子が家の中に羽があったことを告げる。やがて何者かがドアのベルを鳴らすが、外には誰もいない。その翌日、次男が家に何者かがいて、クロウの声が聞こえたと言い出す。クロウは現実なのか、幻なのか?
それからも父の前にはたびたびクロウが現れ、深い喪失から立ち直れない彼に容赦のない言葉を浴びせる。スーパーに行ったときも、昔の恋人と再会したときも、家でクロウの絵を描いているときも。そしてある雨の夜、すべてが試される瞬間が訪れる。
キャラクター紹介
“父”(ベネディクト・カンバーバッチ)

“父”
コミック・アーティスト。最愛の妻が亡くなった後、幼いふたりの息子と残される。
クロウ(声:デヴィッド・シューリス)

クロウ
妻を失った“父”の前に現れる、喋る黒い鳥。父がコミックとして描く生き物に似ている。
子供たち(リチャード・ボクソール、ヘンリー・ボクソール)

子供たち
“父”と一緒に暮らす、幼いふたりの息子。母が亡くなってからの父の変化に戸惑う。
『フェザーズ その家に巣食うもの』
2026年3月27日(金)公開
イギリス/2025/1時間38分/配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
監督:ディラン・サザーン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、デヴィッド・シューリス(声)、リチャード・ボクソール、ヘンリー・ボクソール
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