累計220万部突破の斉木 優による人気少女コミック「山口くんはワルくない」が実写映画化。見た目は“コワモテ”、中身は“優しくてピュア”な主人公を演じるのは高橋恭平(なにわ男子)。そして、髙橋ひかるが演じるヒロインの“恋のライバル”という個性的なキャラクター役で岩瀬洋志が共演。高橋と岩瀬にインタビューし、お互いの印象や、撮影の裏側などを聞いた。仲の良さが伝わってくる、二人のユニークな掛け合いをお届けしよう。(文・清水久美子/写真・野口貴司(SanDrago)/[高橋恭平]ヘアメイク・花井菜緒(JOUER)/スタイリスト・三島和也(Tatanca )[岩瀬洋志]ヘアメイク・吉村健/スタイリスト・帆苅球/デジタル編集・スクリーン編集部)
衣装協力/[高橋恭平]●ブルゾン ¥26,400 THRIFTY LOOK(スリフティールック)/C.E.L STORE(セルストア ☎︎03-6459-3932)●カーディガン ¥8,800 Casper john(キャスパージョン)/Sian PR(シアンPR ☎03-6662-5525)●パンツ ¥74,800 BRÚ NA BÓINNE(ブルーナボイン)/BRÚ NA BÓINNE DAIKANYAMA(ブルーナボイン代官山店 ☎03-5728-3766)●その他スタイリスト私物
画像1: 『山口くんはワルくない』高橋恭平×岩瀬洋志 インタビュー

高橋恭平 プロフィール

2000年2月28日生まれ、大阪府出身。2021年に「なにわ男子」としてCDデビュー。主な出演映画に『メタモルフォーゼの縁側』(22)、『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(23)、『ロマンティック・キラー』(25)等があり、『ブルーロック』が8月7日に公開予定。

──『山口くんはワルくない』は、とてもピュアな恋愛と友情の物語ですが、ほかの青春ラブストーリーと比べて、高橋さんは何か違いを感じることはありましたか?

高橋「いろいろなラブコメがある中で、大きな違いは関西弁のキャラクターが主人公というところですね。やっぱりその点が、この映画のお話をお受けしようと思った理由の一つですし、自分が関西人だからこそ、関西弁を話す役を演じることに意味があるのかなと思いました。ラブコメの中でも、何か新しいような、新鮮な気持ちで観られる作品になっているんじゃないかなと思います」

──岩瀬さんは、この映画に出演することが決まった時、どう思いましたか?

岩瀬「漫画の実写映画化作品に、主要キャラクター役でオファーをいただいたのは、本作が初めてだったのと、ラブコメに出演してみたいと思っていたので、とても嬉しかったです。これまで、僕はクール系を演じることが多かったこともあり、三枚目の役をずっとやりたかったので、より嬉しい気持ちになりました」

──山口くんはコワモテで中身はピュアという役柄ですが、高橋さんは彼をどんな人物として捉えて演じましたか?

高橋「思春期真っ只中の彼は、内面がすごく真面目でピュアなんですよね。そんな時、コワモテの自分にグイグイ来てくれる皐のことが、段々と気になっていく。誰にも彼女をとられたくないとか、独り占めしたいみたいな、そういう嫉妬心が出てきたりもします。でも、表に大きく感情の上げ下げが出る子ではないので、細かい気持ちの揺れを表現しようと思って演じました。表には出さないけど、皐への気持ちは強くなっていくという、ほんの少しの表情の変化を出すのは難しかったですね。何事にも頑張っているというのは、彼の可愛い部分でもあったりするんですが、どうしてもかっこつけたりしてしまうので、かっこ良さと可愛らしさの配分にも難しさを感じました」

画像2: 『山口くんはワルくない』高橋恭平×岩瀬洋志 インタビュー

岩瀬洋志 プロフィール

2004年1月6日生まれ、兵庫県出身。TVドラマ「新空港占拠」(24)、「DREAM STAGE」(26)、「月夜行路 −答えは名作の中に−」(26)、映画『お嬢と番犬くん』(25)等に出演。『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜CAPITAL CRISIS』が8月21日公開予定。

──石崎くんは、かなり複雑なキャラクターですが、岩瀬さんは彼をどのように演じようと思いましたか?

岩瀬「彼は、山口くんとはまた別の“ツン”なキャラクターなんですよね。あまり素直になれない、高校生らしい未熟さがあると感じました。僕は、彼と違って結構素直なタイプで、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いと率直に言います。なので、石崎とは性格の面であまり共通点がなく、少し役作りが難しかったです。でも、自由に演じさせていただき、無事に演じ切ることができました」

──お二人とも、ご自身とは違うタイプの役柄を演じたのに、違和感なく山口くんと石崎くんとして映画を楽しむことができました。今回、共演して仲良くなった様子が伝わってきますが、お互いの第一印象はいかがでしたか?

岩瀬「芸能界に入る前からテレビに出演されているのを観ていましたが、めちゃめちゃクールな印象でした」

高橋「それで言うと、俺も第一印象はクールだなと思っていました」

岩瀬「でも、クールの中に優しさが溢れていました。毎朝、僕が『ウェーイ!』みたいな感じで挨拶しても受け入れてくれるし、ボケたら突っ込んでくれるんです」

高橋「今まで、相当受け入れられてこうへんかってんな(笑)」

──高橋さんは、スッと受け入れられたんですね。

岩瀬「受け入れてくれて嬉しかったです」

高橋「初めはどういう人か分からなかったので、探り探りでしたよ。変わってるなと思ったけど、彼の個性なんでね。俺はその人の個性を尊重したいタイプなので。でも、朝早い時間からの『ウェーイ』に付き合う自分には拍手したいですね」

岩瀬「高橋恭平様ですよ! 付き合っていただけることができた自分が誇らしいです!」

※全文はSCREEN2026年7月号に掲載

山口くんはワルくない

画像1: 山口くんはワルくない

恋に夢見る平凡な女子高生・皐と、コワモテの転校生・山口くんが織りなす青春ラブストーリー。山口くんの「何見とんねん!」と言わんばかりの鋭い眼差しに、クラスメイトたちは怯えるが、その素顔は照れ屋で優しいピュアボーイだった。そんな中、皐はクラスのイケメン男子・石崎も山口くんに特別な想いを抱いていると知る。

画像2: 山口くんはワルくない

山口飛鳥(高橋恭平):生徒も教師も怯える金髪×コワモテ×関西弁の転校生だが、実は優しい好青年。電車で痴漢に遭った皐を助ける。

画像3: 山口くんはワルくない

石崎琳央(岩瀬洋志):皐と山口くんのイケメンクラスメイト。山口くんを目の敵にしているようで、実は仲良くなりたいと思っている。

『山口くんはワルくない』
2026年6月5日(金)公開
日本/2026/1時間36分/配給:アスミック・エース
監督:守屋健太郎
出演:高橋恭平、髙橋ひかる、岩瀬洋志

Ⓒ2026『山口くんはワルくない』製作委員会 ©斉木 優/講談社

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