“クリスの時代”の次は、彼らの時代かもしれない ── 現在のハリウッドを見渡せば、なぜか“ニコラス”が増えている。だが、その個性は一括りにはできない。ここでは、話題作の主演俳優、次代を担う若手実力派から、唯一無二の怪優まで、いま映画界で存在感を放つ“ニコラス”たちを一挙紹介!(文・SYO〈ニコラス解説〉、荻原順子〈コラム〉/デジタル編集・スクリーン編集部)
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『ひつじ探偵団』でコンビを組んだ“Wニコラス”!

“ プリンス・ニコラス ”
ニコラス・ガリツィン

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ニコラス界隈で台風の目となりつつあるニューカマーといえば、ガリツィンを置いてほかにはいない。アマプラ版『シンデレラ』や『赤と白とロイヤルブルー』ほか正統派な王子キャラで人気を博した彼だが、ここにきて新たなフェーズに足を踏み入れた。SNSで火が付いたサプライズ的人気作『ひつじ探偵団』では体格が謎に良すぎる記者、そして人気玩具に端を発する『マスターズ・オブ・ユニバース』では爽やかマッチョな主人公に抜てき。2作が連続公開されたことでキャラのあまりの違いが「本当に同じ人!?」と話題を呼んでいる。公開待機作はスティーヴン・ソダーバーグ監督が共同脚本を務めたミステリースリラー『The Return of Stanley Atwell(原題)』。

“ ビッグなニコラス ”
ニコラス・ブラウン

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ガリツィンと共に『ひつじ探偵団』で組んだブラウンも、ニコラス最注目株の一人。彼の武器は、201センチの身長×愛すべきファニーなコメディ演技の合わせ技だろう。人気ドラマ「メディア王~華麗なる一族~」でも挙動不審気味なキャラクターで印象を残したが、『ひつじ探偵団』ではヘッポコすぎる駐在が羊たちのサポートにより覚醒していく姿を何とも微笑ましく表現している。同作を機にその魅力にほれ込んだファンも少なくないはずだ。NEONが配給した泥沼不倫喜劇『Splitsville(原題)』に続き、『逆転のトライアングル』ほか不条理コメディの名手リューベン・オストルンド監督の新作『The Entertainment System Is Down(原題)』での大暴れにも期待したい。

183cmのガリツィンですら並ぶと小さく見える201cmのブラウン
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