信が王騎将軍から矛を引き継いでから3年後が舞台となるシリーズ第5弾。原作屈指の人気エピソード「合従軍編」を描き、シリーズ最大規模の攻防戦が展開する。さらなる高みを目指し激動の戦場へと身を投じる主人公・信役の山﨑賢人が感じた信、そして自分自身の成長と変化とは。また、進化し続けるアクションへの思いとは。(文・タナカシノブ写真・野口貴司(san drago)/スタイリスト・伊藤省吾(sitor)/ヘアメイク・永瀬多壱(VANITÉS)) 
ブルゾン¥66,000、Tシャツ¥5,500、パンツ¥7,700 以上全てヴィンテージ(ベルーフ原宿)
時計¥5,104,000(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ) 他スタイリスト私物

『キングダム 魂の決戦』あらすじ

「馬陽の戦い」で大将軍・王騎から矛を引き継いだ主人公・信は、
さらなる高みを目指し、激動の戦場へと身を投じる。

「合従軍編」は、先の「馬陽の戦い」から3年後、趙国の李牧(小栗旬)が戦いを仕掛けるところから始まる。楚・趙・魏・韓・燕・斉が同盟を結び、“秦vs六国”の戦いに。秦へ一斉に攻め込む“合従軍”との激しい戦いが繰り広げられ、秦にとっては、国家の存亡を左右する大戦となる。

秦の脅威となるのが、合従軍を率いる趙国の宰相・李牧と、将軍・万極(山田裕貴)。李牧はこれまで遠くから戦局を見守る謎多き存在として描かれてきた軍師。一方の万極は、激しい恨みを背負って戦場をさまよう猛将として、信(山﨑賢人)たちの前に立ちはだかる。膨大な兵力を束ねる合従軍の総大将に君臨する春申君(斎藤工)、楚の第二軍を率いる女将軍・媧燐(三吉彩花)、魏軍の総大将を務める呉鳳明(田中圭)ら、敵対する合従軍からは戦いの才能溢れる将軍たちが次々と姿を見せる。そんな中で、信は大将軍への道を進みながら、秦の命運を懸けた戦いに挑む。

画像: 「馬陽の戦い」で大将軍・王騎から矛を引き継いだ主人公・信は、 さらなる高みを目指し、激動の戦場へと身を投じる。

新章となる『キングダム 魂の決戦』では、信、嬴政、軍師となり秦側の一員として戦いに加わる河了貂(橋本環奈)、六将にも引けを取らない力を持つ大将軍・麃公(豊川悦司)に加え、新キャラクターとして大将軍を目指す主人公・信のライバル的存在として蒙恬(志尊淳)、王賁(神尾楓珠)が登場。頭脳明晰で軍略にも長け、戦場では常に冷静に状況を見極める知将・蒙恬と王騎(大沢たかお)と同じ王一族の宗家嫡男で、真面目な努力家で冷静沈着な判断力を持つ一方、槍術に秀で、誰にも負けない強い闘志を秘めている・王賁と信のやりとりや、今後、切磋琢磨していく関係となっていく様子も見逃せない。

さらに、秦国屈指の将である桓騎(坂口憲二)や秦国が絶体絶命の危機を脱するための鍵を握る交渉人・蔡沢(笹野高史)らの活躍にも注目だ。

そして、国王・嬴政を支える宮女・向(蒔田彩珠)も登場。中華統一を成し遂げるべく、孤高の戦いに身を投じる嬴政が心を許す数少ない存在で、やがて王宮において特別な意味を持つ、物語の行方を大きく左右する重要人物だ。

“秦(20万)vs六国(50万)”。かつてない軍勢を前に、国家滅亡の“絶体絶命”の秦国。中華からその名が消えようとする中、自国を“守り抜く”秦軍と、前代未聞のスケールで秦国を“滅ぼす”合従軍が激闘するシリーズ最大規模の“魂の決戦”が繰り広げられる。

松橋真三(『キングダム 魂の決戦』プロデューサー)インタビュー

“山﨑賢人は日本のトム・クルーズになれるポテンシャル!”

── 主人公・信役の山﨑賢人さんは「キングダム」シリーズがご自身の転機の作品だとおっしゃっています。松橋さんのプロデューサーとしての転機となった作品は?

「『キングダム』で間違いないですね。あらゆる挑戦をした作品です。プロデューサーとして働く中で、日本にはもっとすごいエンターテインメントを作るポテンシャルがあるのに、それを作る機会がないまま、次の世代に受け継ぐことができずに朽ちていくのはすごくつまらないと思っていました。そのタイミングで、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントのサンフォードさんから日本で作品を作りたいと声をかけていただいて。日本映画界で一緒に革命を起こそうと思っていただけるなら、企画を持ってきます! で始まったのが『キングダム』です」

── 数ある原作の中から「キングダム」を選んだ理由とは?

「革命を起こすにふさわしいスケールの物語だと思ったからです。1作目の『王都奪還編』ではクライマックスの中国ロケを中心として構造を作り、信と漂と政の3人の旅の物語、成長の物語を描き、これがうまくいったら2、3、4と続けて、王騎将軍のクライマックスである『大将軍の帰還』までをやる。これをひとつのビジネスモデルにするプランで考えていました」

── すでに『大将軍の帰還』も前提に。

「そこまでやらないと意味がない。1本目が成功したら次のプランは3本セット。3本分のお金を出して下さい! というプロジェクトです(笑)」

── そのプロジェクトを主人公として支えてきた山﨑さんとはたくさんの作品をご一緒されています。松橋さんから見た“役者・山﨑賢人”の魅力とは?

「すごく信頼している役者さんです。『オオカミ少女と黒王子』から9年で12本一緒に撮っているくらい。ここ一番の『キングダム』も、ぜひ彼と二人三脚で挑戦してみたかった。山﨑さんはシリーズと共に大きく成長されています。信を体でも表現できるようになっていて。アクションの腕はどんどん上がり、今回は馬上アクションも見どころです。練習量もすごいけれど、ちゃんとこなせるようになる、仕上げてくる山﨑さんは本当にすごい。私はいつか、彼を日本のトム・クルーズにしたいと思っています(笑)。そのうち『ミッション:インポッシブル』みたいなものを……。そのポテンシャルが彼にはあります」

── アクションの進化も本当にすごいので期待しちゃいます!

「もともと運動神経もいいし、何にでも挑戦しようとする気骨も素晴らしい。体は役に合わせてどんどん大きくなっているし、絞ったり増やしたりもこまごまやる人。それをやるのが当たり前だと思っていて、努力したなどとは言わない。『キングダム』の合間にも、『ゴールデンカムイ』など大きい作品を次々と主役として引っ張ってくれている彼には尊敬しかありません」

『キングダム 魂の決戦』
2026年7月17日(金)公開
日本/2026年/東宝 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント配給
監督/佐藤信介
脚本/黒岩勉・原泰久
出演/山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、志尊淳、神尾楓珠、山田裕貴、坂口憲二、豊川悦司、小栗旬 他

© 原泰久/集英社
© 2026映画「キングダム」製作委員会

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