公開まで半年を切った本年末最大の話題作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』。キャストや製作陣も少しずつ口を開き始め、作品の全貌こそ謎に包まれたままですが、期待を膨らませるコメントが続々と飛び出しています!(文・平沢薫/デジタル編集・スクリーン編集部 )
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ロバート・ダウニーJr.
(ドクター・ドゥーム役)

“信頼と尊敬をもう一度取り戻さなければならない”

ロバート・ダウニーJr.(ドクター・ドゥーム役)

6月2日、SXSWロンドンにサプライズ登場して、ファンに向かって宣言。「私たちは『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』という巨人の肩の上に立とうとは思っていません。私たちは、文字通り白紙の状態からやり直して、みなさんの信頼と尊敬をもう一度取り戻さなければならないのだと理解しています。そのためにルッソ監督兄弟と一緒に努力を重ねてきました。そして、それを実現する見込みは充分にあると思っています」

トム・ホランド
(ピーター・パーカー/スパイダーマン役)

“(聞いて)すぐゼンデイヤに「ダウニーが戻ってくるよ!」と言ったと思う!”

トム・ホランド(ピーター・パーカー/スパイダーマン役)

情報サイト「シネマニア」の取材で、マーベルの公式発表前から、ダウニーJr.のMCU復帰を知っていたことを告白。「彼からの電話で知ったんだ。僕らは時々、気軽に電話し合っているから。電話を切ってすぐに、ゼンデイヤに『ダウニーが戻ってくるよ!』と言ったと思う」。ただし「でも映画の情報は聞かないようにしているんだ、僕はすぐネタバレしちゃうから(笑)。だけどピーター・パーカーにとって彼の復帰が何を意味するのか、すごく興味がある。ワクワクしているよ」

COLUMN

過去の発言で辿るRDJとトムの関係性

 ダウニーJr.は2021年の「GQ」誌で2人の出会いについて発言。初対面は『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』(16)のスパイダーマン役の最終オーディション。ダウニーJr.はセリフを即興で変えたが「あの子はグレートだ。うまくやってのけた。経験豊富で存在感があった」と絶賛。こうしてホランドはこの役を手に入れた。

 映画でも2人が演じるトニー・スタークとピーター・パーカーは師匠と弟子のような関係だが、2人はそれを実生活でも実践。ホランドは何度も「ロバートは『シビル・ウォー』以来、ずっと僕のメンター(師匠、よき相談相手)です」と語っている。

 さらにその関係は親友同士に変わっていった。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(19)の取材では「彼との関係はスクリーンの外でも同じです。本当に親友になったんです。僕は彼にアドバイスを求めるし、彼が助言を求めることもあります」と答えている。

 2人の敬愛と信頼関係は今も変わらず、ホランドは本年6月の「エスクワイア」誌でスパイダーマン役の交代について聞かれて「誰が次のスパイダーマンになるにしても、ロバート・ダウニーが僕にとってのメンターだったように、僕も僕に続く誰かのメンターのような存在になれたら嬉しいと思います」と答えている。しかし、そんな2人が『ドゥームズデイ』で出会うとすれば、これまでとは真逆の敵対関係になる(注:まだトム・ホランドは同作への出演は未定)。果たして2人の間に今度はどんなドラマが繰り広げられるのか、期待が高まる。

ペドロ・パスカル
(リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック役)

“(ダウニーJr.は)まるでイタリア人の母親みたい”

ペドロ・パスカル(リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック役)

映画については「僕はまだ見ていないけど、いろんなことを期待していいよ」としか語らないが、BBCラジオ2出演時には、ダウニーJr.の自宅を訪れた時のエピソードを披露。「とにかく美味しいものがたくさんあって、彼はまるでイタリア人の母親みたいに、クッキーとかいろんな食べ物を、とにかくたくさん食べさせようとするんだよ」とのこと。映画では敵同士だが、スクリーンの外では自宅で一緒に食事をする仲の良さだ。

ヴァネッサ・カービー(スー・ストーム/インビジブル・ウーマン役)
エボン・モス=バクラック(ベン・グリム/ザ・シング役)

“彼をゴッドファーザーと呼んでいました”(ヴァネッサ・カービー)

ヴァネッサ・カービー(スー・ストーム/インビジブル・ウーマン役)

“いい意味で、もっとも意外で予測不能”(エボン・モス=バクラック)

エボン・モス=バクラック(ベン・グリム/ザ・シング役)

カービーは『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』でダウニーJr.について「彼は出番がなくても撮影現場にいました。私たちのリーダーです。私たちは彼をゴッドファーザーと呼んでいました」と絶賛。モス=バクラックは、今回の新作でもっとも驚いた共演者を問われて「ダウニーJr.です。驚くほど遊び心があって、いたずら好きな俳優なんです。いい意味で、もっとも意外で予測不能な俳優だと思います」と答えている。

ケヴィン・ファイギ(プロデューサー/マーベル・スタジオ社長)

“アントマンは今や重鎮”(ケヴィン・ファイギ)

ケヴィン・ファイギ(プロデューサー/マーベル・スタジオ社長)

 彼はキャリアの初期に20世紀フォックス版「X-MEN」の製作に参加しており、シネマコンで「私は何年も何年も何年も前に、彼らの一部でした」と発言し、今回のX-MENの本格的合流に感無量。また「かつて新参者だったアントマンは今や重鎮で、新たなメンバーたちに向き合うことになります」とメンバーの新旧交代にも言及。「本作は、宇宙が衝突し、複数のアースとタイムラインが交錯する同名コミックが原点なことは、みなさんがご存知だと思います」と明かしている。

アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ(監督)

“私たちは“フェーズ・ゼロ”に戻ります”(アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ)

(左から)ジョー・ルッソ監督、アンソニー・ルッソ監督

6月開催のSXSWロンドンで「私たちは"フェーズ・ゼロ"に戻ります」と宣言。「これは、ゼロからやり直すということです。過去の何かに頼って作られたものではないと、誰もが感じられるようにしたいのです。別の状態に移行し、変化して、みんなを驚かせる。また自ら再構築し、移行し、変化して、驚かせる。『ドゥームズデイ』でその移行と変化を見ることが出来ます。それに備えてください」。

また2人は『シビル・ウォー』公開10周年記念対談でこう語っている。「マーベル映画が得意なのは、大きなストーリーを描くことです。その中で、『ドゥームズデイ』は完全な再発明であり、新たな方向転換です。観客は、この映画で起きること全てを予測することはできないでしょう。本作のトーンや題材も、誰も予想していないものだと思います。しかしそれは、それに続くストーリーのための、大きな転換点なのだと感じてもらえればと思っています」。

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