『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で鮮烈なデビューを飾ってから10年。高校生だったピーター・パーカーは、数々の出会いと別れ、そして大きな喪失を経験しながら、自分だけのヒーロー像を築いてきました。『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』を前に、トム・ホランド版スパイダーマンの10年間を彩った名シーン&名セリフを通して、その軌跡を振り返りましょう。(デジタル編集・スクリーン編集部)

アベンジャーズとの衝撃の初対面 ─『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)より─

「困ってる人を助けたい」

アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)に見いだされたピーターは、アベンジャーズ同士が激突する空港決戦にスパイダーマンとして初参戦。キャプテン・アメリカの盾を奪い、ジャイアントマンを“帝国の逆襲”作戦で翻弄するなど、新人ヒーローとは思えない活躍を披露した。「困ってる人を助けたい」という純粋な思いを胸に飛び込んだこの戦いは、トム・ホランド版スパイダーマンの10年にわたる物語のすべての始まりとなった。

フェリー事故が教えた責任 ─『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)より─

画像: フェリー事故が教えた責任 ─『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)より─

「僕のせいなの?」

ヒーローとして自分の力を証明し、トニーに認められたいピーターは、武器取引を阻止しようとするが、戦いの影響でフェリーを真っ二つにしてしまう。必死にクモの糸で船体をつなぎ止めるものの力及ばず、最後はアイアンマンが駆け付けて乗客を救出。トニーに独りよがりな行動を厳しく叱責されたピーターは、高性能スーツまで没収されてしまう。自らの未熟さを痛感したこの挫折は、ピーターを真のヒーローへと成長させる第一歩となった。

スーツを失ってもヒーローであるために ─『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)より─

画像: スーツを失ってもヒーローであるために ─『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)より─

「頑張れピーター、スパイダーマンだろ」

バルチャー(マイケル・キートン)との戦いで崩れ落ちた建物の下敷きとなり、身動きが取れなくなったピーター。恐怖と孤独に涙を流しながらも、「頑張れピーター、スパイダーマンだろ」と自らを奮い立たせ、たった一人で瓦礫の中から這い上がる。その姿はコミックへのオマージュとしても知られる名場面。スターク製スーツを失ってもなお、自分自身の力で立ち向かったこの瞬間、ピーターは本当の意味でスパイダーマンとして歩み始める。

“親愛なる隣人”として歩む決意 ─『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)より─

画像: “親愛なる隣人”として歩む決意 ─『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)より─

「地に足を着けて ご近所を助けます」

バルチャーとの戦いを終えたピーターは、トニーに活躍を認められ、アベンジャーズ入りと新たなスーツを提示される。しかし彼はその申し出を断り、ニューヨークの街と身近な人を守る“親愛なる隣人”として歩むことを選ぶ。自分にしかできないヒーローの在り方を選んだこの決断は、『ブランド・ニュー・デイ』で描かれる原点回帰を思わせる重要な場面となっている。

初めて味わった圧倒的な敗北 ─『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)より─

「行きたくない、ヤダよ」

アイアンマンやドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)とともに宇宙へ渡り、全宇宙の生命の半分を消し去ろうとするサノスとの決戦に臨んだピーター。しかし、インフィニティ・ストーンをすべて手に入れたサノスの“指パッチン”によって体は少しずつ消え始め、「スタークさん、行きたくない…」と涙ながらに別れを告げる。そのあまりに切ない最期はMCU史に残る衝撃シーンとなった。

勝利の先にあった永遠の別れ ─『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)より─

「あなたが勝ったんです」

サノスによる“指パッチン”から5年後、ピーターは仲間たちの力で復活し、アベンジャーズの一員としてサノスとの最終決戦へ挑む。そして激闘の末に勝利をつかむものの、その代償として父親のような存在だったトニー・スタークを失うことに。息を引き取ろうとするトニーへ「勝ったよスタークさん、あなたが勝ったんです」と涙ながらに語りかけるピーターの姿は多くの観客の胸を震わせた。この別れは、彼がトニーの遺志を胸に歩み続けることを決意する、『ファー・フロム・ホーム』へとつながっていく。

画像1: 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』/あの瞬間が、新章へつながる!トム・ホランド版スパイダーマン、名シーンでたどる10年の軌跡

“親愛なる隣人”の原点を描く
『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)

高校生ピーター・パーカーが本格的にスパイダーマンとして歩み始めるシリーズ第1作。アイアンマンことトニー・スタークの導きを受けながら、“親愛なる隣人”として人々を守るヒーローへと成長していく姿が描かれた。

『スパイダーマン:ホームカミング』デジタル配信中
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アイアンマン亡き世界で真のヒーローへ
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)

『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台に、トニー亡き喪失感と向き合うピーターを描く第2作。ミステリオとの戦いを経て、“アイアンマンの後継者”ではなく、自分らしいヒーローとして歩み始める。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』デジタル配信中
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画像3: 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』/あの瞬間が、新章へつながる!トム・ホランド版スパイダーマン、名シーンでたどる10年の軌跡

3人のスパイダーマンが集結
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)

『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台に、トニー亡き喪失感と向き合うピーターを描く第2作。ミステリオとの戦いを経て、“アイアンマンの後継者”ではなく、自分らしいヒーローとして歩み始める。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』デジタル配信中
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