世界中を熱狂させてきた格闘ゲーム「ストリートファイター」が、再び実写映画の舞台へ!ゲームへの愛とこだわりを詰め込んだ最新作の魅力を、キャスト&監督の言葉とともに徹底攻略。さらに、試行錯誤を繰り返してきたゲーム映画の歴史も辿ります。(文・スクリーン編集部、てらさわホーク(ゲーム映画、挑戦の歴史)/デジタル編集・スクリーン編集部)

ゲーム「ストリートファイター」とは?

「バイオハザード」「モンスターハンター」など、世界的人気ゲームを送り出してきたカプコンが1987年より展開する大ヒットシリーズ。今回の映画の土台となった1991年登場の「ストリートファイターⅡ」は、世界累計販売本数630万本の大ヒットを記録。その後約3年間で4本もの派生作が生まれるほどの大ブームを巻き起こし、格闘ゲームの歴史を変えた。現在もシリーズは続いており、2023年発売の最新作「ストリートファイター6」を含むシリーズ累計販売本数は5900万本を突破。eスポーツシーンでも人気を集めている。

舞台は1993年。世界の猛者が大激突!

画像: 舞台は1993年。世界の猛者が大激突!

シリーズ累計販売本数5900万本を突破する格闘ゲームの金字塔「ストリートファイター」が、この秋ついにスクリーンへと凱旋を果たす。製作は『GODZILLA ゴジラ』や『名探偵ピカチュウ』など、人気キャラクターのハリウッド映画化を成功させてきたレジェンダリー・ピクチャーズ。現行作「ストリートファイター6」のディレクター・中山貴之も製作に携わり、シリーズ生みの親カプコン協力のもと、世界中を熱狂させてきたその世界観を銀幕へ映し出す。

映画のベースとなるのは、シリーズの人気を決定づけた「ストリートファイターⅡ」。1993年を舞台にリュウ、ケン、春麗をはじめとするおなじみのファイターはもちろん、その後のシリーズからもキャラクターが参戦し、総勢17人が一堂に会する。

メガホンを取ったのは、自身も90年代に少年時代を過ごしたキタオ・サクライ。日本生まれ、アメリカ育ちのサクライ監督ならではの、日米のポップカルチャーへの愛がたっぷりと詰め込まれている。キャストには、リュウ役にアンドリュー・小路、ケン役にノア・センティネオ。ふたりは撮影前の約6週間、共にトレーニングを重ね、兄弟のような絆を育んだという。さらに春麗役のカリーナ・リャンをはじめ、ジェイソン・モモア、50セント、新日本プロレスの後藤洋央紀、WWEのコーディ・ローデス&ローマン・レインズら、映画、音楽、プロレスとジャンルを越えた顔ぶれが集結。多彩なキャラクターが入り乱れる「ストリートファイター」らしさを、キャスティングからも体現している。

ストーリー

舞台は1993年。幼い頃から共に武術の道を歩んできたリュウとケンは、ある出来事をきっかけに別々の道へ。戦いから離れて隠遁生活を送るリュウ。一方、ケンは格闘大会やTVショーで名を馳せていた。そんな二人の前に、謎の女性格闘家・春麗が現れ、“ワールド・ウォリアー・トーナメント(世界格闘王決定戦)”の開催を告げる。それぞれの理由から参戦を決めた二人は、世界から集った猛者たちと激闘を繰り広げていく。しかし、その裏では悪の組織シャドルーが暗躍していた——。

キャラクター紹介

画像: リュウ (右)とケン (左)

リュウ (右)とケン (左)

リュウ (アンドリュー・小路)
最強のファイターだったが、ある出来事をきっかけに戦いから離れている。ケンとは兄弟同然の間柄だった。必殺技は“波動拳”など。

ケン (ノア・センティネオ)
格闘家としてスポットライトを浴びるファイター。一方で、リュウとの別れ以降、自分を見失っている。必殺技は“昇龍拳”など。

画像: 春麗〈チュン・リー〉

春麗〈チュン・リー〉

春麗〈チュン・リー〉(カリーナ・リャン)
リュウとケンの前に現れる謎多き女性格闘家。二人を“ワールド・ウォリアー・トーナメント”へと導く。必殺技は“百裂脚”など。

チェックポイント

ROUND1 リアリティדらしさ”で放つ必殺技

画像: ROUND1 リアリティדらしさ”で放つ必殺技

掌からエネルギーを放つ“波動拳”をはじめ、“昇龍拳”、“竜巻旋風脚”などおなじみの必殺技が彩る本作。スタント・コーディネーターは、「ジョン・ウィック」シリーズのジョン・ヴァレラ。カポエイラ、ブレイクダンスなど様々な身体表現や格闘技を取り入れ、ゲームの技を現実的に成立させつつ、ときにはワイヤーアクションなども活用。リアルな身体性を土台に、ゲームならではの大胆な動きを実写アクションへと昇華した。

ROUND2 皆が知る「ストリートファイター」がここに!

画像: ROUND2 皆が知る「ストリートファイター」がここに!

ブランカの緑色の肌、ガイルの逆立つ金髪など印象的なビジュアルがそこかしこに。ちなみに衣装デザインは『マトリックス』のキム・バレットが担当している。さらに、車をボコボコに破壊する「ストⅡ」のボーナスステージを思わせる場面も登場。キャミィのロケットランチャーは1994年版実写映画へのオマージュか(?)。セットを訪れた「スト6」ディレクターの中山貴之は「自分が知っているストリートファイターはこれだ」とコメントしており、その仕上がりに期待が高まる。

ROUND3 豪華スターたちがクセ強キャラで参戦!

画像: ブランカ役のジェイソン・モモア

ブランカ役のジェイソン・モモア

画像: バイソン役の50セント

バイソン役の50セント

画像: ベガ役のデヴィッド・ダストマルチャン

ベガ役のデヴィッド・ダストマルチャン

体から電撃を放つブランカ役には『アクアマン』のジェイソン・モモア。緑色の肌にオレンジ色の髪という姿にガラリと変貌する。強力なボクサー・バイソン役には世界的人気ラッパーの50セント。実はこの二人、ゲームの大ファンで自ら参加を希望したという。そして悪の組織シャドルーの総統ベガ役には、『DUNE/デューン 砂の惑星』のデヴィッド・ダストマルチャン。個性派俳優が、初代「ストⅡ」のラスボスである屈強なベガをどう演じるのかも気になるところ。

『ストリートファイター/ザ・ムービー』
2026年10月16日(金)公開
アメリカ=日本/2026/配給:東和ピクチャーズ=東宝
監督:キタオ・サクライ
出演:ノア・センティネオ、アンドリュー・小路、カリーナ・リャン、ローマン・レインズ、デヴィッド・ダストマルチャン、コーディ・ローデス、後藤洋央紀、50セント、ジェイソン・モモア

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