ジム・ジャームッシュ監督『ナイト・オン・ザ・プラネット』の東京編!?『ちょっと思い出しただけ』公開間近の松居大悟監督インタビュー【髙野てるみの「シネマという生き方」/コロナに負けない映画インタビューVOL14】
第34回東京国際映画祭2021のコンペティション部門で、みごと観客賞受賞。加えて、コンペティション部門初のスペシャルメンションを、フランスの女優、イザベル・ユペール審査委員長から贈られた、松居大悟監督最新作『ちょっと思い出しただけ』(2021)。30年以上の時を経ても、多くの映画監督やクリエイターからリスペクトされ続ける映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』(1991)と、監督のジム・ジャームッシュへのオマージュともいえる日本映画の誕生だ。このコロナ禍が続く、今の私たちに希望と勇気を与えてくれ、珠玉の宝物のようだ。多くの想いを胸にこの作品を完成させ、映画が持続可能であることを目の当たりにも...