『時をかける少女』(大林宣彦監督)へのリスペクトが満載!数々の名作映画が生まれた舞台 “尾道オールロケ”にかけた松居大悟監督の思いとは――。
若い世代から圧倒的支持を集める監督・松居大悟と、“時間もの”で高い評価を獲得している脚本家・上田 誠。両者が初タッグを組み、法条 遥の「リライト」(ハヤカワ文庫)を〈タイムリープ✕青春ミステリ〉として映像化した映画『リライト』が6月13日(金)全国公開。本作は広島県尾道市でのオールロケで行われた。青春映画の名手・大林宣彦監督の『時をかける少女』(1983)を始めとする“尾道三部作”や、小津安二郎監督の名作『東京物語』(1953)の舞台として知られるこの街は、多くの映画人に愛されてきた“日本映画のふるさと”とも言われ、数々の物語を紡ぎ出してきた特別な場所だ。“尾道オールロケ”に至るまでの松...