二宮和也の芝居には余計なものがない―映画『アナログ』タカハタ秀太監督インタビュー
手で線を引いて設計し、模型を手作りする。アナログな仕事にこだわるデザイナーの主人公が惹かれた女性は携帯を持っていなかった。2人は毎週木曜日に出会った喫茶店で顔を合わせて絆を育んでいく。映画『アナログ』はビートたけしが書いた初の恋愛小説を原作に、二宮和也が主人公の悟、波瑠が携帯を持たないミステリアスな女性を演じている。メガホンを取ったのはタカハタ秀太監督。原作に惚れこみ、自ら映画化のためにビートたけしの事務所に連絡を取ったという。公開直前にインタビューを敢行。監督の作品に対する思いを聞いた。(取材・文/ほりきみき)