アレクサンダー・スカルスガルドは役として堕ちていくことを厭わない―映画『インフィニティ・プール』ブランドン・クローネンバーグ監督が語る
スランプに陥り、2作目が書けない作家が裕福な資産家の娘である妻とリゾート地を訪れ、1組の夫婦と出会う。それをきっかけに彼は奇妙で恐ろしい世界に引きずり込まれていく。映画『インフィニティ・プール』はブランドン・クローネンバーグ監督の長編第3作である。デヴィッド・クローネンバーグを父に持ち、自身も『アンチヴァイラル』(2012)『ポゼッサー』(2020)など独特の世界観に溢れた秀作を送り出し、カルト的な人気を誇る監督に本作の着想のきっかけや主演のアレクサンダー・スカルスガルドについて、今後などを語ってもらった。(取材・文/ほりきみき)