【インタビュー】リリー・フランキー、錦戸亮ら日本人キャストを絶賛『コットンテール』パトリック・ディキンソン監督
「私の遺灰をウィンダミア湖にまいてほしい」。亡き妻の遺言を叶えるために、父と息子はイギリスに向かう。しかしお互いに自分の気持ちを素直に伝えられない。『コットンテール』は心を閉ざしてきた不器用な父とずっと顧みられなかった息子の和解への軌跡を紡ぎ上げたヒューマン・ドラマである。主人公の兼三郎をリリー・フランキー、息子の慧を錦戸亮、認知症を患い、早くに亡くなった妻・明子を木村多江が演じた。自らの経験を基に脚本を書いたパトリック・ディキンソン監督が公開を前に来日。作品に対する思いや日本人キャストについて聞いた。(取材・文/ほりきみき)