【『セブン』公開30周年企画】降り止まぬ、1995年の衝撃。
1995年9月、東京の平均気温がまだ23.7度だったころ、映画史に名を刻む一本の映画が北米で公開されました。その映画の名前は『セブン』。陰鬱ながらも美しき映像に、公開30年を経た現在も響く痛烈なテーマ。瞬く間に世界中で話題を呼び、劇中の雨のように、その興奮はいまだ止む気配を見せません。今回は、北米公開30周年を迎えることを記念し、本作の色あせない魅力を検証。さらに、『セブン』が大きく人生を変えた、当時のブラッド・ピットにも迫ります。(文・相馬学/デジタル編集・スクリーン編集部)Photo by GettyImages