母親に求められているものは時代とともに変化する―映画『ポッド・ジェネレーション』ソフィー・バーセス監督インタビュー
AIが発達した近未来のニューヨーク。最新テクノロジーによって持ち運び可能な卵型の《ポッド》で赤ちゃんを育てることが可能になり、ハイテク企業に勤めるレイチェルは新しい出産方法に心惹かれる。映画『ポッド・ジェネレーション』はポッド妊娠を選択したあるカップルの変化を描いている。主人公のレイチェルを演じるのは、世界的人気ドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」でエミー賞4度ノミネート経験のあるエミリア・クラーク。本作には製作総指揮としても参加している。「商品化に最もそぐわないものをテーマに据えようと考えた」というソフィー・バーセス監督に話を聞いた。(取材・文/ほりきみき)