【インタビュー】バズ・プーンピリヤ監督が語る『プアン/友だちと呼ばせて』
長編第2作目『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』で世界的に注目を浴び、最新作『プアン/友だちと呼ばせて』ではアジアの巨匠ウォン・カーウァイとタッグを組んだバズ・プーンピリヤ監督。このたびSCREEN ONLINEでは同監督にインタビューを実施。パーソナル部分を多く反映させたという最新作について話を聞いた。
“「作家」とは何かをカーウァイさんに教わりました”
―非常にユニークな物語でした。どういう経緯で「元恋人たちを訪ねていく」という設定になったのでしょうか?
「この映画をつくる際、ウォン・カーウァイさんに『君の心に近いもの、君が信じられるものを作ろう』と言われました。自分自身色々な恋愛...