『マーメイド・イン・パリ』は、マチアス・マルジウ監督からの癒しの贈り物。【髙野てるみの『シネマという生き方』/コロナに負けない映画インタビューVOL5】
マルチアーティストとしてフランス映画に取り組むマチアス・マルジウ監督。アニメーションの初監督作品を発表後、渾身の最新作は長編実写作品『マーメイド・イン・パリ』。フランスの映画界はコロナ禍で大きな打撃を受け、映画の上映にも悪影響は多大。その分、日本での上映に期待を寄せるという監督。日本の劇場公開に先駆けて、昨年12月に開催されたフランス映画祭2020横浜で、すでに上映を果たし、監督の来日は叶わなかったものの、人気を集め話題となりました。セーヌ川の洪水でパリに打ち上げられた人魚と、恋にハートブレイクな男の出会い。時代を越えた人魚伝説が、今回はどのように描かれるのか注目です。待望の大人のための...