【インタビュー】映画『パリタクシー』ダニー・ブーンが自身を投影して主人公を演じたとクリスチャン・カリオン監督が語る
「生まれたところが見たいの。ちょっと寄ってくれない?」映画『パリタクシー』はこれから施設に入所する92歳の女性マドレーヌと彼女を乗せたタクシーの運転手シャルルの会話を中心に展開する作品です。饒舌なマドレーヌは自身の波乱万丈な人生を語り、タクシーは思い出の場所を巡ります。シャンゼリゼ通りや凱旋門、エッフェル塔などが映し出され、さながらパリの名所案内のよう。そしてこの出会いがシャルルの人生を大きく変えていきました。メガホンを取ったクリスチャン・カリオン監督にメインキャストのリーヌ・ルノーとダニー・ブーンについて語っていただきました。(取材・文/ほりきみき)