竹野内豊が持っている独特のユーモア性と山田孝之がもたらすリアリティ:映画『唄う六人の女』石橋義正監督インタビュー
正反対な性格の萱島と宇和島という2人の男性が車の事故をきっかけに人里離れた森の奥深くに迷い込み、その森に暮らす美しくも奇妙な6人の女たちに監禁され、翻弄されていく。竹野内豊と山田孝之が主演する『唄う六人の女』で監督を務めたのは石橋義正氏。異例のマネキン主演ドラマ「オー!マイキー」(2002)や山田孝之の七変化が話題を呼んだ「ミロクローゼ」(2012)など独特の世界観を持ち、インスタレーションや映像作品など幅広いジャンルで世界をフィールドに活躍している。日本の原風景を切り取った映像美で作品を作り上げた石橋監督に、テーマやキャストについて語ってもらった。(取材・文/ほりきみき)