ムロツヨシと永山瑛太の演技合戦だったと絶賛―映画『身代わり忠臣蔵』脚本家・土橋章宏氏インタビュー
浅野内匠頭が江戸城内で吉良上野介に切りつけ、切腹を命じられた。家臣たちは主君のために仇討ちを成し遂げる。これまで何度も映像化されてきた忠臣蔵を吉良側の視点から描き、身代わりというアイデアを取り入れた映画『身代わり忠臣蔵』は土橋章宏氏の同名小説の映画化である。監督を『総理の夫』(2021)の河合勇人が務め、吉良上野介と弟の孝証をムロツヨシ、大石内蔵助を永山瑛太が演じている。公開を前に脚本も担当した土橋氏に取材を敢行。着想のきっかけや小説と映画の違い、作品の見どころなどを聞いた。(取材・文/ほりきみき)