『ノートルダム 炎の大聖堂』ジャン=ジャック・アノー監督インタビュー
2019年4月15日、世界に衝撃が走ったゴシック建築の最高峰ノートルダム大聖堂の火災。大聖堂崩落の危機が迫るなか、消防士たちはいかにして炎と戦い、キリストの聖遺物を守ったか。その緊迫の事態を『薔薇の名前』や『セブン・イヤーズ・イン・チベット』で知られるフランス映画界の巨匠ジャン=ジャック・アノーが、IMAXで描き出した。SNSでの呼びかけで集められた当時の動画や写真、極力CGを使わずに実物大セットでの撮影で蘇る臨場感のなか、あの日、あの場所にいた人々のドラマに胸が熱くなる。(取材・文:杉谷伸子)
“私の映画が全部ポジティブなエンディングなのは、それが私の性質だから”
−−まるで自分があの...