フランス映画祭の開催や「グッバイ・ゴダール!」など新作公開で、いままたフランス女優に注目が集まっています。美しいだけでなく、独特のニュアンスを持っていて、モード・アイコンでもある彼女たちは、いつの時代も日本のファンにとって特別な存在。そこで往年の名女優からニューフェースまで、歴代の名花たちを第3回にわたってご紹介。第2回である今回は華やかな80-90年代に活躍した女性たちをピックアップ。(文・清藤秀人/デジタル編集・スクリーン編集部)

第1回はこちらから

01: ソフィ・マルソー

人気アイドルから演技派女優へ華麗に転身

ソフィー・マルソー
1966年11月17日 パリ生まれ

13歳で出演した「ラ・ブーム」(1980)でトップアイドルに。アイドルのまま終わるかと思いきや、「狂気の愛」(1985)でヌードに、英語をマスターして「ブレイブハート」(1995)でハリウッドデビュー、1996年に半自伝小説で作家デビュー、2002年には長編監督デビューと、あれよあれよと言う間にキャリアアップ。社会貢献活動にも積極的だ。それでも、見た目はほぼ「ラ・ブーム」のままなんて凄すぎ。

02: エマニュエル・ベアール

ヴィーナスのような風貌で観客を虜にする

エマニュエル・ベアール
1963年8月14日 仏サントロペ生まれ

レバノン、エジプト、ユダヤ、イタリア、ギリシャ人の血を引く個性的な風貌は、まるでボッティチェリのヴィーナスのよう。決して美人ではないが、一旦画面中で躍動し始めると目が離せなくなる吸引力の持ち主。「愛と宿命の泉PARTⅡ泉のマノン」(1986)はそんな彼女の持ち味が生きた初期の代表作。「美しき諍い女」(1991)では4時間もの間ほぼヌードで登場して、女優演技の限界を果敢に越えた。

03: シャルロット・ゲンスブール

サラブレッドなのに気取りのなさが好感度大

シャルロット・ゲンスブール
1971年7月21日 ロンドン生まれ

セルジュ・ゲンスブールとジェーン・バーキンのDNAを継ぎ、女優、音楽アーティストと多彩な活動を続けるフランス映画界きってのサラブレッド。でも、トップセレブの気取りとは無縁で、正式な場所にもジーンズで現れたりして好感度は高い。そして母親と同じく日本通。「なまいきシャルロット」(85)の頃のイメージは今はなく、異端監督、ラース・フォン・トリアー等と積極的にコラボ。

04: ジュリー・デルピー

仏映画界を飛び出しハリウッドで活躍中

ジュリー・デルピー
1969年12月21日 パリ生まれ

狭い世界に個性がひしめくフランス映画界から早めにおさらばし、2001年にアメリカの市民権を獲得。リチャード・リンクレーター監督、イーサン・ホークと組んだ「恋人までの距離」(1995)の続編「ビフォア・サンセット」(2004)では出演と脚本を担当して、見事アカデミー脚色賞候補に。その後もアメリカを主な活動拠点にしている。すぐにフランスに帰る多くの先輩たちとは立ち位置が違う。

05: ヴァネッサ・パラディ

フレンチ・ロリータと呼ばれた歌手兼女優

画像: ヴァネッサ・パラディ 1972年12月22日 仏サン・モール・デ・フォセ生まれ

ヴァネッサ・パラディ
1972年12月22日 仏サン・モール・デ・フォセ生まれ

その舌足らずな歌唱で"フレンチ・ロリータ"と呼ばれてポップ・クィーンに。セルジュ・ゲンスブール、レニー・クラヴィッツといった一流ミュージシャンとコラボする傍ら、7歳で子役デビュー以降、パトリス・ルコント監督の「橋の上の娘」(1999)等で女優としても活動。私生活ではジョニー・デップと交際し、一男一女を設けた。シャネルのイメージモデルとしてコスメの売り上げに貢献。

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