『愛しのローズマリー』『メリーに首ったけ』等数々のコメディ映画を送り出してきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリー監督が、二人の名優ヴィゴ・モーテンセンとマハーシャラ・アリを迎え贈るヒューマンドラマ『グリーン・ブック』(原題)がこのたび第43回トロント国際映画祭(2018年9月6日~16日まで開催)で見事最高賞である<観客賞>を受賞。日本では2019年3月に公開されることも決定した。

笑って泣ける奇跡の実話をジャズにのせて描くバディムービー

本作は笑って泣ける奇跡の実話をジャズにのせて描くバディムービー。物語の舞台は1962年、差別が残る南部。コンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニスト、ドン・シャーリーは、粗野で無教養のイタリア系、トニー・リップを用心棒兼運転手として雇うことに。黒人用旅行ガイド<グリーンブック>を頼りに正反対のふたりは旅を始めるのだが・・・。

北米最大規模の来場者数を誇るトロント国際映画祭において、本作は最高賞である観客賞を受賞。受賞についてピーター・ファレリー監督は「作品が受け入れられた反応に感動していたら、更に受賞できるとは信じられません。映画祭に感謝します。出品されただけでも光栄だったのに、このような賞を頂けるなんて、どんな夢も超えています。トロント映画祭の観客が世界一だとういう理由が分かりました。キャスト、スタッフ、そして共同脚本家たちを代表して感謝します」と喜びのコメントを寄せている。

近年同賞を受賞しているのは2017年『スリー・ビルボード』、2016年『ラ・ラ・ランド』、2015年『ルーム』、2014年『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などで、すべてがアカデミー賞でも主要部門を受賞。このたびの受賞を受けて『グリーン・ブック』(原題)も本年度の賞レースの本命に一気に躍り出たと言える。

グリーン・ブック(原題)
2019年3月 TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
配給:ギャガ
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